私たち親子で習っているドラム教室で行われる、発表会。その参加が決まってから半年が経ちました。
早いものでいよいよ発表会を来月に控えて、夜な夜な息子くんが練習している課題曲は、予定通り秦基博さんの「ひまわりの約束」。
そもそも、なぜこの曲になったかと言いますと。
息子くんの通う小学校で、「今月のうた」のようなかたちで月ごとに歌う歌があったそうで、昨年の夏の時期にこの「ひまわりの約束」が課題曲になったそうな。
その当時、通い始めていたドラム教室で、息子くんが先生に「ぼくの好きな曲」として伝えたところ、ちょうど難易度も子どもが始めるにあたってはぴったりでテンポもゆったり、叩きやすそうだということで、先生に簡単アレンジをしていただきつつ、そのまま練習曲となったのです。
私、恥ずかしながらこの「ひまわりの約束」、聴いたことはあったのですが、秦基博さんというアーティストのお名前や歌詞もちゃんと知らずに、なんとなく聞き流していました。そうそう、ドラえもんの映画の主題歌だったということも知ってはいたのですが。たどってみると、どうやらはじめのリリースはちょうど10年前のようですね。
実はここに至るまで、息子くんの練習にはムラがありました。自宅に電子ドラムがあって、いつでも練習できる環境はあるのですが、それでも小学校低学年。他にもやりたいことはたくさんあります。毎日ドラムを叩く習慣はありませんでした。ですので、半年たっても、実はそれほど目を見張る上達はありませんでした。
ところが、ドラムレッスンは楽しくて、行きたくないとも言わず、むしろ行きたいと言ってついてきてくれる息子くん。一冬越えて学年がひとつ上がった頃から気持ちが変わったのか、それからは夜な夜な我が家の「音楽室」にこもって、パパと二人でドチタチ練習をするようになってきたのです。
ちゃんと落ち着いて取り組んでみると、叩けなかったフレーズが叩ける。手ごたえを感じると、振り返ってニヤリとする息子くん。「やるじゃん!」とサムズアップするパパ。ぼくたち、けっこう楽しんでドラムの練習しているのではないかな?
連日、すこしウォーミングアップをしてから、一曲通して叩いています。その間、パパはじっくり歌とドラムの音を聴く機会が増え、しだいに歌詞が入ってくるようになりました。
どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに
自分より 悲しむから つらいのがどっちか わからなくなるよガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる
そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
これからは僕も 届けていきたい ここにある幸せに 気づいたから遠くで ともる未来 もしも 僕らが離れても
それぞれ歩いていく その先で また 出会えると信じてちぐはぐだったはずの歩幅 ひとつのように 今 重なる
そばにいること なにげないこの瞬間も 忘れはしないよ
旅立ちの日 手を振る時 笑顔でいられるように
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
返したいけれど 君のことだから もう充分だよって きっと言うかなそばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
「ひまわりの約束」 作詞:秦基博
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから
改めて、優しい歌だなぁと、じんときます。パパ、きみがきっかけでこの曲がとっても大好きになりました。
なんだか、こうやって親子でいっしょにドラムを練習しているという瞬間ですらかけがえのない時間だと思えば、歌詞がより沁み込んできます。「本当の幸せ」って、もしかするとこの今なのかもしれないな、と。
きみがいつまでパパとドチタチドラムの練習に付き合ってくれるかはわからないけど、今が最高に楽しいよ。ありがとう。本番で練習の成果を発揮できるよう、ちょっと応援に熱が入ってしまうのは、許してね。
…といいつつ、同じくパパもパパで発表の課題曲があるので、がんばらないと。
私はLiSAさんの「明け星」。
発表会は6月2日。パパと息子くん、ともにこつこつと仕上げていきます。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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