この夏、いちばん驚いたことは、手前みそながら息子くん(7)のドラムの腕前が各段に上がったということ。
初夏に行われたはじめての発表会ではシンプルなバラードをそつなく叩けるまではなったのですが。
もともと速いテンポの曲が好きで、その後先生が用意したBPM170の新曲もある程度叩けるようになりました。
するとさらに飽き足りず、どんどん自分で好きな曲を、YouTuberさんの見よう見まねで叩くようになってきたのです。
最近のお気に入りは、MY FIRST STORY × HYDE「夢幻」、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」、Ado「DIGNITY」「リベリオン」など。
えっ…、なんでそんなそれっぽいフレーズ叩けるの!?
いつの間にか、シェイクビートだったり四つ打ちだったり、ツーバスの連打だったりできるようになったの!?
もちろん見よう見まねなので、まだまだ粗削りなのですが、なんとなく「それ」っぽくプレイするようになったのです。
ねぇきみのアタマの中、いったいどうなっているの??
おそらく、彼の耳から入ってくる曲は、知っているリズムパターンに変換されて手足に行き渡っているのでしょう。
ドラムを叩きながら嬉しそうな表情をしたり、おどけてみたり、きみ、本当に好きなんだね…。
そんな様子をそばで見ている時間が、パパはこれ以上なく愛おしく、ずっと続けば良いのに、と思えます。
我が家の音楽室、エアコンはなく、小さな扇風機が一台。息子くんに向けて風を送っているものの、汗だく必至。
お風呂に入ったあと、寝る前にプレイするものですから、一通り叩き終わったら、ママに「全部着替えて」と言われ、そそくさと着替えるきみ。その表情、なんとも満足気で機嫌が良い。
自分の感覚は大事にしつつ、先生にまた大事なことを教わろうね。
きっともうそう遠くない将来、「あっち行って」と邪魔者扱いされるかもしれませんが、今はまだ近くで見守りたいなと思うのです。
パパ、きみのドラムのファンの第一号。掛け値なしに、めっちゃかっこいいよ。
子どもの底なしの吸収力にただただ驚いている、夏です。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫