以前ご紹介した、金沢市石引にある施設図書館の「コトノハ」さん。
このたび、私もひとつの棚のオーナーになり、私物の本を置かせていただく運びとなりました。
私がお借りしたのは、こちらの棚です。
さっそく、数冊並べてみました。
まずはちょうど、10冊。
名付けて、「たてちん文庫」!(笑)
お店のお姉さん(マキさん)に、陳列をお任せしたところ、「DIE WITH ZERO」がバーンと正面を向いていました。
おぉ。改めて、鮮やかなカラーリングのジャケットに心ときめきます。
並んでいるのは、主に私にミニマリズムで影響を与えてくれた本たち。
ミニマリスト界隈では、基本の「キ」のようなラインナップですね。
これらの本は、すべて貸出可能とします。
コトノハ図書館カード(初回登録料500円)があれば、お1人5冊まで3週間無料で借りられます。
これから、ちょくちょく本を増やしたり、差し替えたりする予定ですので、もしお近くに寄った際は、ご覧いただければと思います。
そうそう、マキさんと話しながら、私自身がなぜこの棚に本を置きたかったのか、アタマの整理ができました。
まず一番にあったのは、「自宅で本を所有したくない」ということ。
以前は、本を大量に「所有する」ことに悦びを感じ、独り、浸っていました。
ところが、実際にそれらを一度読めば、次に読み返すことはほぼ100%なく、ただの本棚の肥やしになっていた、というのが正直なところ。
しかし、これからの人生、本当にそれで良いのだろうか??
頭にずっとありました。
なんなら、本たちに後ろ髪を引かれるような。
いや、坊主頭なので、後ろ髪ないですけど。
もちろん、不要になった本はフリマアプリで手放したり、直接人に譲ったりもしていましたが、それでも手元に残る本がありました。
そんな本の行き先に迷っていた時、こちらの私設図書館「コトノハ」さんの存在を知りました。
ここでは、ひとつの棚のオーナーになれば、自由にそこに本を置ける(預けることができる)し、場合によっては施設に寄贈することもできる。
数は少ないかもしれませんが、もしかすると私の本棚に興味を持って、並んでいる本手に取ってくださる方が、いるかもしれない。
そこから、次の誰かの人生に、すこしでも影響が及ぶかもしれない。
と思ったら、わざわざ自宅に本を貯めておく意味がなくなり、少数精鋭、残ったこの10冊を「コトノハ」さんの棚に置こう、と思ったのです。
これにより、私の自宅の本は、なくなりました。(※図書館で借りたものはあります。家族が所有する本もあります。)
私にもし万が一のことがあっても、家族に大量の本を処分させるようなことはなくなったので、なんだかほっとしました。
そして私の他にもたくさんおられる、棚のオーナーさんたち。
見渡すと、それぞれに(強烈な)個性を放っていて、ギラギラしてます(笑)
たまに店内で他のオーナーとお会いすることもあるのですが、まったく異なるカテゴリーの本を読んできた方とお話することは、とても勉強になります。
というわけで、私も今後「本」がきっかけでつながる何かにゆるく期待しつつ、「たてちん文庫」を育てていこうと思います。
そうそう、マキさんが中国茶にはまっていると聞いて、こちらも興味あり。
聞いたことのないお茶がずらり。どんな香りなんだろう?
今度試してみようっと!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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