【本のあれこれ】主体性の三十日間テスト スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣 人格主義の回復』

まだ序盤ですが、読み進めるうちに、ここからおおいに影響を受けそうな気しかしません。

スティーブン・R・コヴィー博士著『7つの習慣 人格主義の回復』

世界中で必読書として知られる本書を、今夏の課題図書として読み込むことにしました。

そしてさっそく「第1の習慣 主体的である」から、我が身を振り返ってみることに。

ふだんから何かにつけて、人のせいにしていないかな?

環境のせいにしていないかな?

自分以外の、何かのせいにしていないかな?

天気が悪いから走れない、とか思っていないかな?

それは、自分でコントロールできるものかな、できないものかな?

自らの意思で選んできたこの道も、本当は誰かに選んでもらっていたものではないか。

反応的にここまで来たのではないか。

そんな自問自答が、アタマの中を駆け巡ります。

そしてここから一カ月、試してみたいことがあります。

以下、すべて引用で失礼します。

三十日間、自分の主体性を試すテストに挑戦してみてほしい。実際にやってみて、どういう結果になるか見るだけでいい。三十日間毎日、影響の輪の中のことだけに取り組むのである。小さな約束をして、それを守る。裁く人ではなく、光を照らす人になる。批判するのではなく、模範になる。問題をつくり出すのではなく、自らが問題を解決する一助となる。

これを夫婦関係において、家庭で、職場でやってみる。他者の欠点を責めない。自分の欠点を正当化しない。間違いを犯したら、すぐに認め、正し、そこから教訓を得る。間違いを他者のせいにしない。自分がコントロールできることに取り組む。自分自身に働きかけ、「ある(be)」ことに取り組む。

他者の弱点や欠点を批判的な目で見るのをやめ、慈しみ深い目で見る。問題はその人の弱点や欠点ではなく、それに対してあなた自身がどんな反応を選択し、何をすべきかである。問題は「外」にある、そんな考えが芽生えたら、すぐに摘み取ってほしい。そう考えることこそが問題なのである。

「7つの習慣 人格主義の回復」 スティーブン・R・コヴィー

これは自分の主体性を認識し、育てるためのトレーニングだとコヴィー博士は言います。

難しいかもしれませんが、まずは30日ならやってみよう!っていう気になりますね。

私たちの平凡な日常の中で、あらゆる場面がトレーニングのチャンスと言えそうです。

どのような約束をして、どのようにそれを守るか、交通渋滞にどう対処するか、怒っている顧客や言うことを聞かない子どもにどのような反応を選択するか、問題をどうとらえるか、何に自分の努力を傾けるか、どのような言葉遣いをするか。

「7つの習慣 人格主義の回復」 スティーブン・R・コヴィー

家庭で、職場で、自らの意思で反応を選択することを続けたら、どんな境地に達するのだろう。

主体性を手にするって、どんな感覚なのだろう。

その世界、ぜひとも見てみたい!

主体性の三十日間テスト」、さっそく取り組んでみつつ、一カ月後に実感をレビューしたいと思います。

平行してコヴィー博士の「7つの習慣 人格主義の回復」、読み進めてまいります。

も~、わくわくするな、読書の夏!

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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