先の「飛騨高山ウルトラマラソン」は私のウルトラ人生の転機になったと確信しています。
言っちゃなんですが、今回は自分にとって会心の出来、いや、出来すぎのレースだったように思えます。
走っている最中、あまりにも楽しく、最高かつ最幸だったため、終わってからもしばらくはその夢見心地から抜け出せませんでした。
そんな「飛騨高山」の動画編集を終えて思ったことがあります。
それは、「もっとエイドを存分に味わいたい」。
全国で開催されるウルトラマラソンの多くは、要所要所にあるエイド(給食・給水ができるスポット)が充実しています。
しかも、ただモノが提供されるのではなく、そこには地元のボランティアの方々が待っていてくれる。
私たちランナーは、ただ好きで走っているだけなのに、各エイドでは、盛大なおもてなしを受けます。
なんだか、ヒーローみたいじゃないですか(笑)
毎度毎度、エイドに寄るたびに拍手や声援を浴び、それをエネルギーに、また走り出す。
42.195km以上の長い道のりを走るにあたって、とってもありがたい場所なのです。
しかも、その場でふるまわれる給食は、地元の名物であったり、ふだんなかなか口にするようなモノでなかったりします。
特に県外のレースでは、せっかく遠征するのですから、スルーするのはもったいない!
上の「飛騨高山」のエイドのシーンを見返しても、無意識のうちにいろいろ手に取って食べていたことがわかります。
結果、レース前に「パラチノース®」を飲んだ後、携帯した残り5本のパラチノース®には手を付けず、各エイドで提供されるモノだけを口にして走り切りました。
映像に映っていないところで何かを補給していたこともありません。
なるほど、それでもいけたのだと。
ですので、ワタクシ決めました。
ウルトラマラソンを走る際は、可能なかぎり、各エイドで提供されるモノだけでエネルギー補給をしよう。
せっかくふるまっていただくモノは、ありがたくいただこう。
これぞ、ウルトラマラソンの「地産地消」。
厳密に言うと、「地産」ではないモノのほうが多いかもしれませんが。
その場で提供されたモノは、その場でありがたくいただき、自らのエネルギーに替えさせていただこう、と思うのです。
近年のウルトラマラソンは、どの大会もおもてなしが手厚く、ランナーが求める給食がずらりと用意されています。
それにも関わらず、エイドをスルーして、持参したエナジージェル頼みの走りにしてしまうのは、なんだかもったいないような気もします。(※個人の感想です)
ですので、私はこれから参加するレースでは、「地産地消スタイル」で完走を目指したいと思います。
それによって、これからのレースで携帯するモノも決まりました。
ずばり、マイカップとGoProのバッテリーのみです。
ここで次回の「丹後100kmウルトラマラソン」の予告。
私はマイカップとGoProのバッテリーのみを持って走ります。
マイカップは、ないとかなり困ることが身に沁みてわかりました(笑)
あとは、走っている映像が撮れればそれでよし。
必要な給食・給水は、エイドで摂ります。
よし、そうしよう(^○^)
シンプルに、ミニマルに、身軽に、ウルトラマラソンを駆け抜けたい。
そんな思いがここに来て、私の中で研ぎ澄まされてきたかのようです。
いや、単純に小難しいことを考えるのが苦手だから?(笑)
だからこそ、エイドは大切にしたい。
存分に、味わいつくしたい。
だからもうね、エイド頼みですよ(笑)
認めます。
自分のチカラだけでは、超長距離走、走り切れません。
私、これからもエイドに甘えてお世話になる前提で、レースに臨みます。
ボランティアスタッフのみなさん、こんな甘甘ランナーをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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