【知の宝庫】石川県立図書館 百万石ビブリオバウムに行ってきた

金沢市小立野の、金沢工学部跡地として長年手付かずの状態だった土地が、このたびようやく息を吹き返してきました。

もともと、土地の半分は「石川県立図書館」でもう半分は「金沢美術工芸大学」が移転することになっていました。

そして2022年7月16日、先にオープンしたのは「石川県立図書館」でした。

金沢大学の工学部が角間に移転してから、さびしい町になってしまった小立野エリアに光が差してきた感があります。

従来の図書館とは一味違ったコンセプトの図書館。どんなものか、さっそくのぞいてきました。

目次

しゃべっても良い、まんまるの図書館

はい、中はこんな感じの円形でまんまる。これだけでわくわくしませんか?

平日ですが、オープンしたてということで大勢の方が来られていました。

この図書館の楽しみ方は、石川県立図書館公式HPでおしゃれに面白く紹介されています。

上のリンクの「図書館へ行こう!」のページは笑えます。21の図書館に行きたくなるアイディアが詰まっています。

ありきたりな図書館ではなく、より日常的に足を運びたくなるような、カジュアルな場所になりますように、そんな思いがこもっています。

中でも、「#20 どうぞお静かになさらず。」が良いですね。

一般的な図書館では、静かにしなくてはいけない、しゃべってはいけない的な雰囲気があって、周りにけっこう気を遣います。

ところが、この図書館では基本的におしゃべりOK、にぎやかにしてOK、というスタンスで、どちらかというと、図書館というより本屋さん、のような明るいイメージです。

もちろん、静かな場所で集中したい方には特別な席「サイレントルーム」が用意されているので、安心です。

これから家族で楽しめるイベントも開催されるそうです。イベント情報は公式HPを要チェック。

利用者登録を済ませてから

ぶらぶら円形の館内を散歩しつつ、さっそく利用者登録をしてみました。

仮登録はオンラインで、本登録・カードの発行は館内でできます。カード発行時は本人確認のみで、無料でできます。オンライン仮利用者登録はこちらをクリック。

二種類あるデザインのうち、私はこちらにしました。

賛否両論ある図書館の愛称「百万石ビブリオバウム」、私は良いと思います。

私も仕事上、変わった名称を考えてしまうことが多いので。。

ちょっと変わっていますが、じきに馴染んでくるはずです。なんとなく、最終的に落ち着くのは「ビブリオ」、のような気がします。

好きな本を気軽に手に取ろう

新しい利用者カードを手に、再びぐるぐる回ります。

適当に手に取った本が人生を変えるかもしれない!なんて大げさなことは考えず、どれを借りても無料なので、気軽にチョイスします。

今回はこんな本も借りました。

左利きの著者の経歴がぶっとんでいるのはさておき、左利きの方の能力には、時として目を見張るものがあります。

我が家は私は右利き、妻と息子くんが左利き、です。彼らの強みを私も知りたいので、読んでみようと思います。

二人にとってはポジティブになれそうな内容です。

もともと県立図書館にあった本を移設しているので、最新の本ばかりではありません。

おそらく陳列される本もこれから新しいものが増える、、と期待しつつ、足しげく通いたいと思います。

貸出は1回につき10冊まで、3週間借りることができ、間に合わなければ延長も可能です。

駐車場について

ちなみに、車でお越しの際の注意点としては、入庫後30分間は無料ですが、以降、30分ごとに駐車料100円かかるということ。

しかし、ちゃんと館内の駐車料割引機で手続きをすると3時間まで無料になります。

駐車料割引機は案内カウンター・事務室前(北入口)・中央監視室前(東口)・カフェの4ヵ所にあるので、忘れずにお手続きをしましょう。

長年手つかずだった広大な土地にできた新しい図書館。

ぜひとも末永く地元民のみならず、県民の憩いの場になれば良いですね。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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