暇さえあれば読書をしています。
最近は昔読んだ本を改めて読んだり、基本を通り越してベタとも言える作品を読んだりしています。
読んでいる本
読書管理は、アプリの「読書メーター」が便利なので使っています。
最近はこんな感じの本棚です。
統一感も何もありません。
- 『病は気から』モリエール
- 『ふやすミニマリスト 1日1つだけモノを増やす生活を100日間してわかった100のこと』藤岡みなみ
- 『青猫 萩原朔太郎詩集』萩原朔太郎
- 『こゝろ』夏目漱石
- 『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』近藤康太郎
- 『ほったらかし投資術』山崎元 水瀬ケンイチ
インプットとしての読書習慣
ここ数年はほぼビジネス書を読むことが多かったのですが、近藤康太郎さんの『三行で撃つ』を読んで、もっと幅広くインプットしなくちゃなと思いました。
近藤さんの本はライター育成の指南書として、かなり厳しい内容だったのですが、ライターではないわたしにも迫るところがありました。
おすすめは1日2時間の読書でのインプットということです。
- 日本文学
- 海外文学
- 社会科学・自然科学
- 詩集
それぞれを課題図書として1日15分、残りの1時間は何を読んでも良いという。
それにより視野が広がる、という単純な効果だけではない、もっと何か漠然としたものを求めているような気がします。
さて、何を読もうか。
まず思いついたのは夏目漱石でした。言わずと知れた作家さんですが、多くの日本人がそうであるように、わたしもちゃんと読んだことはありません。
手始めに「こゝろ」を読んでみようと思います。読み始め、雰囲気がすでに独特で引き込まれます。
モリエールの「病は気から」は、大学時代に読んだ作品。
学生の頃はフランス語文学を専攻していたので、卒論のテーマとしてモリエールを取り上げました。
卒業してからもうすぐ20年。今読んだらまた感じ方が違うのかな。試しに読んでいます。吉本新喜劇のようなコメディなので、テンポが良いです。
萩原朔太郎の詩集は高校生の頃に読んでいました。
当時はこの口語自由詩がめちゃくちゃかっこいいなと思っていました。なんなら、似たような詩を書いていました。(どこに捨てた?)
朔太郎の詩は、、、うん。今読んでもよくわからない。
読んでいて胸が苦しくなるのは変わらないし、頭をかきむしりたくなる感覚も変わらない。受け取り方は、どうも高校生の頃と同じようです。
そんな感じで過去に読んだ作品を振り返りつつ、名前は聞いたことがあるけどその文章とは直接お会いしたことがないような作品、をこつこつ読んでいこうと思います。
特に終着点は決めず、気の向くままに手当たり次第に読んでいくつもりです。
残りの人生でどれくらい本を読めるだろうか。
読んだらすぐに手放す
本は電子書籍でも読みますが、紙ベースで読むことが多いです。
以前は好きな本を棚に並べて満足していましたが、最近は自宅のミニマリズムにより、読んだら即手放すことを心掛けています。特に本自体に執着はありません。
また読みたくなったら買えば良いと思っていますし、実際買い直したことはほとんどありません。
購入も基本中古で良いので、メルカリが多く、それほど読書にかける費用も高くないと思います。
本のと出会いも一期一会。
ふとした時になんとなくその内容を思い出したり、心の片隅にエッセンスだけ残しておいたり、という程度が本との良い付き合い方なのかなと思っています。