季節は大寒を過ぎた頃、最強寒波による雪が降り続けています。
世界はモノトーンで、なんとなくみんな元気が奪われていくよう。
雪国のみなさん、連日の雪かき、お疲れ様です。
私も出走予定の「2023さくら道国際ネイチャーラン」(以下、さくら道)まで85日。
外の景色を見ると、「春は必ず来る」とわかっていても、どこか遠い世界のように思えてきます。
ここらでそろそろ気持ちを4月の大会に寄せていくぞと、大会の記念誌をいつでも見れるところに置いておくことにしました。
ネイチャーラン 20年の歩み
こちらは、「さくら道」大会20周年を記念して2014年に作られた冊子です。
大会を象徴する、ピンク色が目に鮮やか。
…って、そういえば、この冊子、どうやっていただいたんでしたっけ?
以前に出走が決まった時にいただいたのか。。
それがどうしても思い出せません。くださった方、すみません!その節はありがとうございました。
と、この場を借りて御礼申し上げます。
記念誌の中身は以下のとおり。
- 大会趣旨
- 佐藤良二さんの年譜
- 大会関係者あいさつ
- 発刊によせて
- 大会20回記念フォーラム・桜植樹活動
- 写真と記事でふり返る20年の歩み
- 大会参加アスリートと完走の記録
- 第20回大会回想録
特に、1994年の第1回大会から2013年の第20回大会を写真付きで振り返るページは、この大会がどんな大会かを知るには一番わかりやすいかもしれません。
なんせ、「名古屋から金沢まで250kmを走る」といえば、42.195kmのフルマラソンを「マラソン」と考える方にとっては、想像の及ばないマラソン大会ですからね。
もちろん、私も最初にこの大会を知った時は「何それ??」の衝撃でした。
いや、まだ実際に走っていないので、本当の衝撃を受けるのはこれからですが。
最初の大会
さかのぼると、1994年の第1回大会は、参加ランナー22名というごく少数での開催だったそうです。
制限時間は現在の36時間より2時間長い38時間の設定でした。
初回ということもあってか、走行中は実行委員とボランティアさんがマンツーマンでランナーに付き添ってサポートしてくださったそう。
大会の運営にかかわった方は、みなさんドキドキだったでしょうね。
そんな中、24時間56分で初代優勝を果たした、イギリスのパトリックマックさんは第6回大会でも24時間を切って優勝されています。
年を重ねるにつれ、外国人ランナーさんが増えていき、本大会は世界で知られるようになっていったのでした。
20回目の大会
第2回以降、徐々に参加ランナーさんの数も増え、2010年には100名を超えるようになりました。
(ちなみに2023年は海外ランナーさんはおらず、定員80名)
20回目の節目の2013年大会は、ボランティアスタッフさんの確保に苦心されていたようです。
250kmという超長距離のレース、ランナーにとってもエイドは心のよりどころであり、本大会を象徴するもの。
この時ですら、地域の高齢化は人出不足の問題があったのですから、それからさらに10年経った現在も、悩みは推してはかるべし、ですね。
せっかく走らせていただく身、今回もボランティアスタッフとして手を上げてくださった方に、心から感謝して走らねばなりません。
そうそう、この2013年の大会は、はじめは走りやすい気候だったものが、徐々に雨が降り出し、しだいに雪に変わったそうです。当時、「過去一番の過酷な気象状況」だったとか。
そうなんです。
実は「さくら道」は4月中旬以降に開催されるのですが、年によって走行中、思わぬ雪に見舞われることがあるということ。
私もよくよく心にとめて、覚悟しておきます( ̄^ ̄)ゞ
大会の回想録
「さくら道」では、大会後に参加ランナーさんによる回想録が集められます。
ただでさえニッチな大会なだけに、ランナーさんの率直な感想はたいへん参考になります。
ちなみに2017年の回想録は公式ホームページから閲覧できます。
次回は、私の回想録も掲載される??かもしれません。
リタイアして、「参加できただけで嬉しかったです」と、そんなコメントをしないように。。。!
雪の日に春をおもう
こちら「さくら道」のゴールとなる、石川県金沢市。
外はこんなかんじでまだまだ雪が積もっています。
ですが、「暖かな春、大会に想いを賭けたランナーのみなさんと一緒に走れる」と思えば、今年のこりわずかな冬も、味わい深いものになりそうです。
まずは、大会当日まで怪我無く、無事であること。
こつこつ練習と準備をすすめてまいります。
記念誌を手元に置いて、心穏やかに過ごしたいと思います。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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