【ランチューバー】やっちん。さんの「峨山道トレイルラン」走破動画

私の推しのランチューバー「やっちん。」さんの新作動画がアップされました。嬉しい!

(自分が動画をあげるより、ランチューバーさんを推すことに一生懸命・笑)

主に100kmのウルトラマラソンを中心に走っているやっちん。さん。

今回は2022年10月15日に開催された「第7回峨山道(がさんどう)トレイルラン」を走られたということです。

しばらくの間体調を崩していたそうですが、元気に走る様子に勇気を与えられます。

目次

峨山道トレイルラン

むかしむかし、今の石川県能登地方に峨山韶碩禅師(がさんじょうせきぜんじ)という偉いお坊さんがおったそうな。

禅師は輪島市の曹洞宗のお寺・總持寺(そうじじ)と、はるか離れた羽咋市酒井町の永光寺(えいこうじ)の住職を兼ねておったんじゃと。

暦応3年(1340年)から20年間あまり、往来した二つの寺を結ぶ13里(52km)の山道で、禅師は毎朝未明に永光寺の朝の勤めをした後、13里の険しい道を越えて總持寺の朝の読経に間に合わせたそうな。。

めでたしめでたし。

って、うそー!?笑 ってエピソードじゃないですか。笑

そんな超ウルトラランナー峨山韶碩禅師が往来したと言われるコースを元に、例年10月に開催されるトレイルランの大会が「峨山道(がさんどう)トレイルラン」なのです。

地元トレイルランナーさんにも人気で、所属ランニングチームのメンバーも参加しています。

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これまでの73kmコースに加え、今年は25kmコースが新設されたそうで、より幅広くトレイルランナーさんが楽しめたようですね。

過去の映像を見ると、山の古道を走り抜ける大会の凛とした空気感が伝わってきます。厳かで素敵。。

あー、この神聖な里山の道、私も走ってみたくなりました。。

やっちん。さんの動画

そんな峨山道トレイルラン。やっちん。さんが撮影した動画はこちらです。

もうスタートから笑えました(笑)検温やカウントダウンのくだり、うけます。

しかし、その後の独白から、しばらくコロナで体調を崩していたことがわかります。

私もやっちん。さんと同じく「丹後100kmウルトラマラソン」を走ったのですが、やっちん。さんも50kmを過ぎたあたりでリタイアされたそうです。

回復しきっていないにも関わらず、いつものおどけた調子で楽しんでいる様子にほっとします。

走っている道自体は絶対にきついはずなのですが、ご本人が感じる充足感が、画面越しにひしひしと伝わっています。

相変わらずの飾らない動画の編集が、私の波長とも合っているのでなおさらダイレクトに響きます。

途中、やっちん。さんが山の中で空を仰ぎ、言った言葉が刺さりました。

やばい。これは、よくウルトラマラソンの終盤の頃に出てくる、生きている実感がこみ上げてきてしまって、ちょっとおかしなるやつやこれ。「先生!僕生きてます!」みたいなやつ。

やっちん。さんのYouTubeより 6:15~

私もウルトラマラソンを走っていてそれを感じることがあります。

なんなんでしょうね~、あれ!?

やっちん。さんは多くのランナーさんの感じるまっさらな気持ちを飾らない言葉で発してくれます。

それがじわじわと沁みていくのです。

最後のゴールシーンも感動的でした。

果てしない距離を、悪路を、身体ひとつで走っているその中で、私たちランナーの脳裏には様々なことがよぎります。

家族のこと、仕事のこと、人生のこと。

考えても答えが出ないこともたくさんあります。いや、大半が答えは出ません(笑)

でも、思考が一周回ってしまうと、「生きている実感がこみ上げてきてしまって、ちょっとおかしなるやつ」にたどり着きます。

その瞬間の高揚感、充足感は、走ったことのない方にはなかなか伝わらないものがあります。

私たちランナーは、もしかしたらそれが恋しくて、もう一度感じたくて、何度も何度も走り出したくなるのかもしれません。

人はなぜ走るのか?という問答

マラソンを趣味にしていると、人に「どうしてそんな距離を走るの?」と聞かれることもありますが、いつもうまく答えることができず、もどかしさを感じます。

だから、今後はそういった方には、ぜひやっちん。さんの動画を一度見ていただくよう、おすすめしたいと思います。

それくらい、動画はリアルで生々しく、生を心から味わっている様子が記録されていて説得力があるのです。

ある意味、ここまで全身で感動を味わっているやっちん。さんのことを、うらやましいとも思えます。

もはや羨望に近い感情かもしれません。

というわけで、またまた動画にコメントしてしまいました(笑)

ご本人いわく、ゴールした時には「心がからをむいたゆで卵みたいにプルンプルンになっとりました笑笑」だそうです笑

73kmの難コースを走破した先には、すべてから解放されて完全に心が軽くなったということなのでしょう。

このように、やっちん。さんの動画にはいつも走る勇気を与えてもらっています。(勝手にもらっている?笑)

私はトレイルはまだ走ったことがないのですが、やっちん。さんがきっかけで、来年はこの「峨山道」、ぜひ73kmでトレイルデビューしてみたいと思います。

この私の丸坊主のナリで山林を駆け抜ける姿は、まさにお坊さん、かもしれませんね。。

来年エントリーできた暁には、峨山道でしっかり心を清めてまいりたいと思います。

↓こちらもおすすめのやっちん。さんの動画!「第10回 飛騨高山ウルトラマラソン」です。

おしまい

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