4月21日~24日に開催され、無事に幕を閉じた「2023さくら道国際ネイチャーラン」。
それぞれのランナーにそれぞれのドラマがありましたが、中でもこのエピソードには驚きました。
中日新聞さんの記事をお借りして失礼します。
宮城県の医師ランナー・早坂研さんが、「さくら道」2度目のチャレンジで、見事に優勝を果たしたという記事です。
その記録、なんと26時間。
すごい!!!!!!(◎_◎;)
250kmの距離を、26時間で走ってしまうわけですよ?
1時間に9.6km、淡々と走る計算になります。
もちろん、長い道中、真っ暗な深夜帯もありますし、エイドでの補給もありますし、赤信号で止まることもあります。
そういったことを含めての26時間、というのは想像を絶するものがあります。
ちなみに、過去にはもっと早いタイムで完走されたランナーさんもいますが、今回は全体的に気象条件が厳しく、タイムが狙いにくいコンディションであったことも付け加えておきます。
そしてその早坂さん。それまで連覇を成し遂げてきた、神奈川県の高橋伸幸さんを抑えての堂々の優勝、ということもすごいのですが、注目すべきは前回2019年に完走した時のタイム。
この時の早坂さんは、制限時間36時間の中で、35時間25分というギリギリラインでのゴールでした。
ですが、ご自分で納得いく走りがしたい、という悔しさをバネに再チャレンジした結果が、なんと優勝だったということです。
早坂さんの前回と今回のタイムの差、なんと約9.5時間。
同じコースを走った身としては、この結果を出すための努力、もはや想像も及びません。。
レース前にはかなり走り込んだとのことですが、きっと取り組んだのは、上の記事の内容だけではないはずです。
レース後、少し早坂さんご本人とお話する機会があったのですが、なんとも穏やかで清々しいお顔をされていました。
上の4年越しの努力が実った瞬間のことを思うと、心から拍手を送りたくなりました。
「さくら道」というのはとても不思議な大会で、自分が走り切れるかできないか、だけでなく、その他大勢のランナーさんの走りも残さず、心に留めておきたくなります。
常連のランナーさん・新規のランナーさん、それぞれに覚悟や決意があって、あの250kmのスタート地点に立つわけですから。
「次は自分の納得のいく走りをしたい」
私も最初の「さくら道」を終えて、早坂さんと同じ心境になりました。
レベルの差はあれど、次回、私も同じ悔しい思いをしないよう、また一年過ごしていきたいと思えるのです。
まずは、壊れた足を元に戻すことからです(⌒-⌒; )
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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