目が覚めると、身体中がバッキバキ。なにこれいったいどういうこと!?
ホーホケキョ。ウグイスの声が聞こえる。そうか、昨日「さくら道国際ネイチャーラン」を走り終えてから、山間の素敵なお宿に泊まっていたのでした。
昨晩はさっさと晩御飯を食べて、そのまま20:00には就寝。文字通り、泥のように眠りました。
しかし昨日、たしかに110kmの道のりを走れたはずが、おかしい。今朝はまったく脚に力が入らず、歩行すらままならない、というのが久しぶりの感覚で、自分でも笑えてきます。ウルトラマラソンの翌朝、なんと心地よい疲れなんでしょう。
一階の食堂では先に起きてきたランナーさんたちがゆっくりしていました。おそらく私が一番あからさまに脚を引きずっている?そのままちょっと散歩しようと思って、外に出ました。
ホーホケキョ。岐阜県郡上市白鳥の、静かな朝。昨日のウルトラマラソンで盛り上がった雰囲気とはまたちがった、本来の白鳥の静謐な空気感に包まれます。深呼吸。
お宿の前の通りをしばらく歩くと、「さくら道国際ネイチャーラン」のランナーの中では「焼肉エイド」として愛された道の駅がありました。
ここでは焼肉に加えてビールまで振舞われていたので、この先を走る気力を試されるひとつの関門だったそうな。今回はこのエイドの直前がゴールだったため、完全に「焼肉エイド」は幻となりました。
道の駅の建物を裏手に回って、長良川を河川沿いをてくてく歩いたり、少し走ったり。
川の流れに耳をすませるひと時。なんとぜいたくな時間。疲れ切った身体に、最高のご褒美となりました。
へぇ〜、長良川ってこんなに長いんだ。そんなことも知らずに大会中もその脇を走っていました。
よし、今朝は走れない!諦めて、身体を労わろう。お宿に戻って朝食をいただきました。
あらゆるモノを身体に詰め込んだ翌朝は、これくらいのボリュームがほっとします。お宿のスタッフさんも親切で、また白鳥に来るならお世話になりたいと思います。
そして荷物をまとめ、他のランナーさんと「さくら道国際ネイチャーラン」最後の仕上げに向かいます。
桜の植樹式と、閉会式、その後の有志による打ち上げ、それをもって私たちの「さくら道」は一つの区切りを迎えるのです。
つづく≡⊂( ^-^)⊃♪
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