Cブロックでのスタート。号砲から36秒でスタートラインを超えました。
大会の性質上ファンランの雰囲気はなく、周りは真剣そのもののガチランナーさんばかり。ピリピリとした緊張感に、むしろ心地よさを覚えながら外側からじっくり自分のペースを整えていきます。
混雑の中を抜けていく序盤戦
スタート直後は案の定、渋滞状態。最初の3km程度は詰まると覚悟して、焦らず進みます。このとき頭の中には「1kmあたり3分50秒くらいで落ち着ければ」とぼんやりありました。ただ、今思うとその2時間45分の目標は実力以上で少し無理をしていたかもしれません。
それでも序盤は順調で、1kmごとのタイムは4分35秒、3分54秒、4分01秒と、徐々にペースを上げながら渋滞を抜けていきます。そして4km以降は、3分40秒台後半のペースを保つことができました。
時計を見すぎるクセと美しい景色
私には「手元の時計を頻繁に見すぎる」というクセがあります。これがロスタイムにつながったかは不明ですが、ペース維持には役立っていたと思います。途中、あまりに美しい青空に感動し、スマホで思わず写真を撮りました。脇に避けて、ぱしゃり。うーん、最高すぎる。
アレを食べたかった
今回のレースでは10kmごとにアミノサウルスジェルを摂る計画を立てていました。右ポケットにマンゴー味、左ポケットにレモン味のジェルを用意し、10km通過時にマンゴー味を摂取。味はともかく、手袋がべたついて気になりましたが、ペースを維持するための「お守り」としては十分効果的だったと思います。
15km地点では、コース上にバナナが登場!迷わず手に取り、むぐむぐと食べました。さらに、17.5km地点で出てきたのは例の個包装されたスティックケーキ。このもちもちとしたケーキを頬張ったとき、一瞬のどに引っかかりそうになり焦りましたが、何とか飲み込んでエネルギーチャージ完了。おいしいながらも、次回はもう少ししっとりしたものがいいかな…なんて考えたりしました。
前半は順調だったけど…
ここまではフラットなコースと美しい紅葉の景色に癒されながら、快適なペースで進むことができました。5kmごとのラップは、5km地点で20分01秒、10km地点で19分07秒、15km地点で19分09秒と、予定通り。たっぷり余裕があるとは言えないものの、ハーフまでは計画通り進んでいました。
そしてこのまま順調にいくかと思いきや後半は‥。
つづく