富山県黒部市の第41回カーター記念黒部名水マラソン、いよいよ開催ですね。
5月25日(土)は5km、2.5km、ジョギングの部、5月26日(日)はマラソン、10km、車いすの部が行われることになっています。
私は今回は出場しないのですが、毎年この時期になれば思い出す、あの暑い暑い黒部の地。私も「黒部名水マラソン」、過去一度だけ走ったことがあるんです。
出場したのは2015年なので、31歳の頃でした。当時、地元金沢ではフルマラソンの大会がなかったため、その前年までお隣の富山市の「とやま清流マラソン」まで遠征してフルマラソンを走っていたのです。(金沢マラソンは同年2015年からスタート)
「マラソンを走っていた」と言っても、当時は今よりもっといい加減で、練習もさほどせず、なんとなく一年に一回はフルを走っておきたいな、くらいの意識。ですので、記録の大きく伸びることもなく、上がったり下がったりを繰り返していました。(当時のPBは3時間39分34秒(2012年「とやま清流マラソン」)
2015年の黒部は、職場の同僚とノリで「走ってみようぜ」とエントリーしました。今思えばノリで走り切れるようなレースではなかったのに…。
当時の写真がなかったので、記憶をたどります。思い出すのは、真っ青な空が広がって、太陽が高く昇っていたこと。とにかく暑かったことが忘れられません。
序盤は平たんな道のりから、中盤は徐々に登るようになり、目の前に広がる北アルプスの山々。快晴に映える、遠くの山の姿が印象的でした。
コース上は全体的に日差しを遮る箇所がほとんどないので、もう覚悟を決めるしかなかったですよね。お昼前には27℃近くまで気温が上がっていたようです。
要所要所で水・スポーツドリンク・塩・飴を摂取、身体が干からびないようにかぶり水もしましたっけ。
そして22km地点で高橋尚子さんとハイタッチができるのはうれしいポイント。登りが続いて弱っていた心が引き締まります。
エイドで印象的だったのは、後半の押し寿司や米粉ラーメン、塩ソフトクリームです。ほてった身体に塩ソフトは沁みたなぁ…。さらにゴール直前のエイドでは「富山湾の神秘」ほたるいかの提供もありましたよね。当時はメンタル弱めだったので、遠慮してしまいました。
そしてひたすら頭の中が「暑い」「暑い」の中で、なんとか命からがらゴール。結果はなんとかサブ4を死守し、3時間58分54秒でした。
いっしょに走った職場の仲間も無事に完走。それ以降、誰も「走ろうぜ」と言い出さないのは、暑さがきつかったからでしょうね。
私の記録、31歳当時はこれが精いっぱいだったと思いますが、40代の今走ったら、結果どうなるでしょう?また機会があればチャレンジしてみたい大会です。
幸い、今日・明日、今年の大会は比較的気温が穏やかそうですね。ふだんから黒部を走っておられるランナーさんにとっては走りやすいかもしれません。
出場されるみなさん、どうぞ楽しんでください!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
にほんブログ村