マラソンを走りながら撮った動画をYouTubeにアップするランナーさん、いわゆる「ランチューバー」さん。
近年増えてきたランチューバーさんのおかげで、一度走った大会を後から何度も味わう楽しみが増えました。
今回私が走った「第12回飛騨高山ウルトラマラソン」でも、大会が終わってしばらくしてから、各ランチューバーさんの動画がアップされています。
それぞれ同じコースを走ったはずなのに、同じものを見聞きしたはずなのに、こんなに感じ方がちがうものなのか?毎度思います。マラソンの楽しみ方は人それぞれで、見ていて興味が尽きません。
今回はどんな動画がアップされているんでしょう?
全部見てますよ。
もりしーさん
サムネに「千光寺 走破作戦の巻」とあるとおり、100kmの部の60km過ぎからの難関「千光寺」に対する執念がすさまじい!
それまでの軽快なBGMと他のランナーさん・ボランティアさんとの和やかな雰囲気から一転、千光寺に差し掛かる場面は緊張感が走ります。
見事激坂をクリアした後の喜びは画面越しに伝わってきて感動します。信念を持って走るランナーさんの意地を垣間見ることができます。
奈良のピッコロさん
月間走行距離が毎月1,000kmを超えるモンスターランナー・ピッコロさん。
今回はスタート開始4分前に整列するというハプニングがあったそうですが、トラブルもなんのその、最後まで安定の走りが見られます。
ピッコロさんはコスプレの印象が強いですが、道中のおしゃべりの雰囲気から、真面目なお人柄が伝わってきます。
毎日想像を絶する距離を走りつつ、大会できっちり完走するって、改めてすごいお方…!
飛騨高山のランナーひるきさん
100kmの部が6分弱にまとまっているので、大会をさくっと見返したい方におすすめ。地元ランナーひるきさんの動画です。
今回はカメラがGoProでなく「insta360」という点でいつもと見え方が違います。なるほど~こんなアングルになるんだと参考になります。
ご家族の応援も励みになる、心温まる映像でした。
やまちゃんさん
過酷なはずの100kmのマラソンを、ゆるい雰囲気で駆け抜けるやまちゃんさん。なんとこれが人生初の100kmなんですと。
おなかのガス痛をかかえながらも、道中しっかり食べて飲んでゴールを目指す姿にはタフさがうかがえます。
また、沿道で応援していた福井を代表するランチューバー「山本一浩さん」を〇回も見つけることができるというミラクルも。見つけるやまちゃんさんもすごいし、高速移動する山本さんもすごい(笑)
わらっちさん
ふつうのランニングシューズでなく、ワラーチ(サンダル)を履いて、飛騨高山を走る!?そのチャレンジ精神に脱帽します。
わらっちさんご本人にとって同大会は因縁の大会。昨年DNSの想いをぶつけた今回の100km。ラストのゴールシーンも感動的でした。
私もワラーチ、試してみようかな?なんて気持ちにさせてくれます。
tasuke challengeさん
すごい!なんとゴール後のエイドまですべて撮影に成功したtasuke challengeさん。ご本人にとって初めての飛騨高山だそうですが、お見事。
特筆すべきは、みんな大好き丹生川支所(57.2km)の直前に歯磨きをしてから向かうというシーン。ばっちり準備してエイドでおいしいものをいただこうというのが面白い。
最後まで食欲が落ちずもりもり食べるのと、足取りもしっかりしている様子に相当なタフさがうかがえます。すごいなぁ。
動画編集中
かくいう私も私で、今回も動画を撮影しました。ただいま編集していますので、出来上がったらよろしければご覧ください。(※またまた1時間くらいの尺)
それにしても、同じ100km、ランナーさんそれぞれ見え方・感じ方がこんなに違う、ドラマがある。
だからウルトラマラソンは面白い~!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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