長引くコロナ禍の中で、ようやく政府がマスク着用の緩和に言及しました。
ランナーとしてはマスクをしながら走るのは大変だったので、これにより、人目を気にせずマスクなしで外を走れるようになりそうです。
マスク着用の考え方公表
2022年5月20日。
政府は、屋外では周りの人との距離が確保できなくても、会話をほとんどしない場合にはマスクの着用は必要ない、と考えを公表しました。
それにより、わたしたちランナーが外を走る際も、会話が少なければマスクをしなくてもかまわない、という解釈ができます。
これまで、ランニング中の感染リスクについてさまざまな議論がされてきましたが、そろそろいいんじゃないかということです。
ランナーとしては肩身の狭い時期が続きました。
ランナー仲間の方は、マスクなしで走っていたところ、すれ違う人から「マスクして走れよ!」と激怒されたこともあったそうです。
また、これから暑い時期に入るので、マスク着用はランナーにとって快適具合をかなり左右する要素でした。
今回の公表を受けて、今後はコロナ禍前のように気楽に走ることができそうですね。
続く感染対策
とはいえ、コロナ禍が終わったわけではなく、引き継ぎ感染対策をしていくわけなのですが、マラソン大会によっても対応が異なります。
先日参加した「とやま清流マラソン」は当日まで体調を管理したチェックシートを提出し、現地での検温だけで済みました。
ところが、来月出走予定の「飛騨高山ウルトラマラソン」では異なるようです。
自宅にこんな案内が届きました。
もともと実施する予定だったPCR検査を取り止め、「コロナ対策検査パッケージ」を代わりに行うということです。
これは、コロナ抗原定性キットというものと専用アプリを使って検査する仕組みのようです。
これにより、検査から結果の報告までできるとのこと。
こちらは費用が大会参加費と別に1,000円かかります。
お支払いはキットの受け取り時の代引きになるようです。
PCR検査を受けるよりかは簡易的で良いのですが、まだしばらくはこういった出走前の検査を求める大会がありそうです。
まずは検査して何事もないよう、祈ります。
ランナーの素顔
近頃はランナー同士でもマスクをして走っていることが多かったので、お互いの素顔を見ることもあまりありませんでした。
これからマスクなしで走れる世の中に戻れば、「あ、あの人こんな顔だったんだー」など、再発見もあるかもしれません。
使いすぎてゴムが緩くなってしまった金沢マラソンの参加賞のマスクも、そろそろお役御免の時期が来たようです。
この夏はマスクなしで外を気軽に走れそう。なんだかほっとしました。
もちろん、ふだんはマスク・手洗い、基本的な感染対策は続けていきますので、ランニングを楽しむのが独りよがりにならないよう、気をつけます。