妻が読んでいた本
ふと妻が買った本が目に留まりました。タイトルは『「めんどくさい」がなくなる本』。マンガで解説されているというこの本、軽い気持ちで「これ読んでいい?」と一言ことわってから、ページをめくってみました。
ふむふむ。内容は行動や人間関係における「めんどくさい」と感じる原因、そしてそれをどう乗り越えるかが、マンガを交えながらわかりやすく解説するというもの。
いやこれ、マンガとあなどるなかれ。楽観的で柔軟な発想や、楽しみながら行動する重要性など、興味深いポイントが満載でした。
本書で特に印象に残ったのは、「めんどくさい」がなくなる原則のひとつとして紹介されていた「工夫してとにかく行動する」こと。そして、その具体策として挙げられていた「初期状態維持の法則」。これこそ、私自身が日々実践していることだと感じました。
初期状態維持の法則
マンガの中で「めんどくさい」を克服するために主人公が試してみたこと。それは、すぐに外出できる格好(ジャージ)で就寝することで、「ゴミ捨てがめんどくさい」を克服することに成功した、とあります。本書ではこれを「初期状態維持の法則」と読んでいます。
なるほど、我が身を振り返ってみると、自分の「朝活」にもあてはまっているなと思いました。ワタクシ、朝起きた瞬間からスムーズに行動を始められるよう、前日の夜に翌朝の準備をしてしまうことを心がけています。
例えば、リビングのテーブルにはノートパソコンを置いておき、流し台の上にはコーヒーをハンドドリップするための道具(ドリッパー、ケトル、ペーパーフィルター、マグ、スケール、キャニスターなど)をセット。さらに、その横にイヤホンも準備しておきます。
こうしておくことで、朝起きてキッチンに立ったら、すぐにイヤホンをつけて英語のリスニングを開始。そしてコーヒーを淹れ終わったら、その流れのままパソコンを開き、ブログ(note)を書くという一連の作業にスムーズに移行できます。
朝起きたばかりのぼんやりした頭で一から準備を始めるのは正直、「めんどくさい」もの。ですが、それらを前夜に準備を整えておくことで、朝はほぼ自動的に身体が動き、スムーズにルーティンに入れるのです。
ワタシはこの工夫のおかげで、朝活が気持ちよく進み、一日を気分よくスタートできるという好循環が生まれています。そうか、これもひとつの「初期状態維持の法則」なのかと、自分のやっていることに名前がついたみたいで嬉しくなりました。
「めんどくさい」をなくすために
主人公は上のゴミ捨てのくだりのあと、せっかく運動する格好をしているのだからといって、帰り道を走り出します。これで運動不足解消も一石二鳥?
これで距離をすこしずつ伸ばせたら、ランニングに興味がわくかも?マラソンにつながるかも?考えたらわくわくしませんか。「めんどくさい」をなくしていくと、数珠繋ぎで良いことが起こりそうな予感がします。
本書では、他にも様々な「めんどくさい」をなくす具体策が紹介されています。一度マンガパートだけでもさらっと読んでみて、その後時間をおいて解説パートも交えてじっくりと読み返し、それが自分の生活に取り入れられる部分を探してみるのが良いですね。
実際、私はこの本から得たアイデアをもとに、さらに朝活の効率を高める工夫ができました。なるほど、日々の小さな「めんどくさい」をなくすことが、生活全体の充実感につながると実感しています。
というわけで、今朝もこの「初期状態維持の法則」を活用して、この記事を書き上げました。本書を貸してくれた妻とも感想をシェアしてみたいと思います。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫