ウルトラランナー憧れの大会のひとつである、「サロマ湖100kmウルトラマラソン」。
今年はランナー仲間のご縁があり、初の出走を予定しています。(※2024年1月7日現在 エントリーはまだ始まっていません)
そしてワタクシもうすぐ42歳、初サロマにして、初北海道。
全体的にフラットなコースで有名なサロマウルトラ、果たしてどんな景色が広がるのか、今から楽しみです。
そうだ、「サロマ」といえば。
数年前に、バーチャルでサロマを走ったことがあったっけ。
と、記憶と思い出を引っ張り出してみました。
2020年~2021年、コロナ禍真っただ中の頃、全国的にリアルのマラソン大会の開催が自粛されていましたね。
その代わり、開催は「オンラインマラソン」ということで、ランナー各自で好きなところで、決められた距離を走れば完走、という形式が流行りました。
もうすでにそれ自体が懐かしく感じるのは、私だけでしょうか?
そんな中、2021年6月27日にネット上で開催されたイベントが、「サロマ湖100kmウルトラマラソン オンラインチャレンジ」でした。
もともと用意されていたのは、3種目。
- 2weeks 100kmチャレンジ
- 1day 100kmチャレンジ
- 1day 50kmチャレンジ
私が選んだのは、対象の日1日で100kmを走る、「1day 100kmチャレンジ」。
そのルールは以下のとおり。
2021年6月当時。
それまでは、リアルのウルトラマラソン(100km)は3回出場、それぞれでサブ10(10時間切り)を達成していた状態ではありました。
リアルのウルトラをもう一度走りたい!
そんな思いから、いっちょやってみようと、エントリーしてみたのです。
ところが、このオンラインマラソン。
当然のことながら、独りで走るため、沿道にはエイドもトイレも何も用意されていません。
さて、どうしようか?
そこで私は自宅玄関先をセルフエイドとし、走り慣れた地元の往復12kmコースをせっせと走ることにしました。
ところが自宅から市街地へ上り下りするのが激坂で、補給するには登らないといけないため、これがなかなかきつかったのを覚えています。
当時、妻にも「10時間、時間をくださいm(__)m」とお願いをして、定期的に玄関先に戻ってきては、給水・給食・トイレを済ませたのでした。(※休憩中もGPS時計は止めない)
この100km、今だから言えますけど、まったく面白くありませんでした!
イベント自体が悪いというわけではないので、誤解なく。
どのようなかたちであれ、100kmを走る機会を与えてくださったことには感謝しています。
ただ、それまでウルトラマラソンに心躍ったのは、ダイナミックな景色と各地のエイドの充実、他のランナーさんやボランティアさんとのふれあい、それがあってこそ、だったのですから。
そうしてなんとか10時間以内で無事に走り切ってから思ったのは、エイドや沿道の声援のありがたみ。
普通のマラソン大会がいかに普通じゃないかを身に沁みて感じた、貴重な一日でした。
どうもこの「1day 100kmチャレンジ」、全国で183名のランナーさんたちが参加したようですが、みなさんの記録がすごい。
1位の方は、なんと7時間38分で完走。
いったい独りでどうやってメンタルを保ったのでしょうか??
すごいなぁ…。
と、こんなこともあったなぁと懐かしみつつ、今年開催される「サロマ湖100kmウルトラマラソン」で本当の北海道の地を走ることを、今から妄想しています。
やっぱり、ウルトラはみんなであーだこーだ言いながら走りたい。
同じく今年サロマ出走予定のみなさん、いっしょに楽しみましょうね!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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