好きだけれど、熱狂とはいえない
ワタクシ、自称「ランナー」ではあるものの、その熱量はもしかすると人並みより低いのかもしれません。
ランニングやマラソンは間違いなく大好きで、生活の一部として欠かせないものです。ですが、それに全力をつぎ込むほどの「熱狂」を持ち合わせているわけではありません。
たとえば、練習にすべてを振り切るとか、シューズを10足以上持っているとか、駅伝や世界陸上に詳しいとか、そういうタイプではないのです。
だからこそ、周囲からランの話題を振られると「?」という反応になってしまうこともあります。「世界陸上で〇〇が××だったよね?」と細かいことを聞かれてもまじめに追いかけていないので答えられず、「ほんと、たてちんは自分の走ることしか興味ないよね」と言われる始末。
こちらは好きで走っているだけなのに、人から見るとどこか「ランナー」としては物足りなく映るのかもしれません。
趣味の広がり方は人それぞれ
ただ、この状況を考えるとランニングに限らないと気づきます。
たとえばゴルフ。練習場に通うのが好きな人、コースを回るのが好きな人がいる一方で、プロ選手の動向にはまったく興味を示さない人もいます。
野球やサッカーにしても、観戦が大好きな人もいれば、プレーするのは好きだけれど情報は追わない人もいる。
ひとつのジャンルを多角的に楽しめる人もいれば、ある一部分だけに熱中する人もいるということ。
どちらが良い悪いではなく、その人なりの向き合い方なのだと思います。私の場合は「走ること」そのものにしか強い興味がない。ただそれだけの話なのです。
比べるのは他人ではなく自分
誤解のないよう改めて言いますが、私はランニング、マラソンが大好きです。特別な知識を持たなくても、ひとりでこつこつ走ることに楽しさを感じています。
大会で結果を出すことももちろん嬉しいけれど、誰かと比べてどうこうではなく、自分が昨日より一歩でも前に進めるかどうか。その過程こそが私の「ランの楽しみ方」といえる。
周囲から「熱量が足りない」と見られることもあります。でも、走る理由は人それぞれ。
私にとってのランは、自分の内側を磨くための時間であり、生活を豊かにする習慣。だからこそ、無理に熱狂を装うのではなく、自分らしく走り続けていこうと思うのです。それでよくないですか?
とはいえ、さすがに今回の世界陸上は感動しすぎて震えた‥!!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫