忘れがたい日、3月11日
一年の中でも、全日本人にとって忘れがたい日、それが3月11日ではないでしょうか。
2011年、この日に東日本大震災が発生しました。毎年この日を迎えると、わたしも背筋が伸びる思いになります。何気ない日常が、いかに当たり前ではないかを改めて実感するのです。
震災の日、私たちの暮らしは一変しました。あの時、被災地で暮らしていた方々はもちろん、遠く離れた場所にいた私たちも、その衝撃をリアルタイムで目の当たりにしました。テレビやネットを通じて流れる映像の数々は、今も脳裏に焼き付いていて、きっとそれらのことを一生忘れることはないと思います。
この日が来るたびに思い出すのは、人間の無力さと、自然の圧倒的な力。どんなに発展した文明を持っていても、自然の前では私たちは小さな存在でしかありません。そして、どんなに平穏な日々が続いていても、それは決して永遠ではないということ。まさに「無常」を痛いほど実感する日です。
防災のリマインダーとなる日
震災から学ぶべきことは多くあります。その中でも特に大切なのは、「備え」の重要性。
東日本大震災の経験から、多くの人が防災意識を高めるようになりました。災害用の備蓄を揃えたり、避難経路を確認したり、家族や友人と防災について話し合ったりする機会も増えたのではないでしょうか。
ですが、時間が経つにつれて、その意識は薄れてしまいがちです。震災直後は防災グッズを揃えたり、非常時のシミュレーションをしたりする人も多かったかもしれませんが、年月が経つと「また今度でいいか」と後回しにしてしまうこともあります。私も心当たりがあります。
だからこそ、「3.11」は重要なリマインダーとなります。この日が来るたびに、もう一度防災について考え、自分の備えが十分かどうかを確認する。これ、ポーズではなく本当に大切だと思っています。
今、自分にできること
3.11をただ思い出すだけでなく、具体的に行動に移さないと。
- 自宅の整理整頓:地震でモノが落下してケガしないように、目の高さより高いところにモノを置かない。
- 防災グッズの見直し:水や食料、懐中電灯、モバイルバッテリーなどが備蓄されているか確認する。
- 避難経路の確認:自宅や職場から避難できるルートを再確認し、家族とも共有する。
- 震災の記憶を伝える:震災を知らない若い世代に、当時の出来事や教訓を伝えていく。


3.11は、ただ過去の出来事を振り返る日ではありません。私たちが未来のために何をすべきかを考え、行動を起こすきっかけの日でもあります。
震災の記憶を風化させず、一人ひとりが防災意識を持ち続けることが、いつか来るかもしれない災害から命を守ることにつながるのです。
今年の3月11日は我が家でも、子どもを含めて家族で改めて防災について考える日にしたいと思います。
おしまい