【ミニマリスト】「年賀状じまい」 紙を送りつけるのをやめました

毎年この時期になると、「年賀状じまい」という言葉を聞くようになりました。

今や私(40歳)と同世代でも年賀状のやり取りをする人がほとんどいなくなっているのを感じています。

最近はLINEやSNSで近しい人とはいつもつながっているので、近況を確認する必要があまりない方も多いのではないでしょうか?

それでもあえて紙の年賀状を送るべきか。。

私も2年前から、自分から年賀状を送るのをやめました。

年賀状を送る習慣の止め時を見失っている方・そもそも考えたことがない方には、ぜひ一度立ち止まって考えていただければなと思います。

目次

年賀状を送らないことのメリット

結論、年賀状を送らないことにはほとんどメリットしか感じません。

私が感じるメリットはこの3点。

  • 「誰に送ろうか?」「どんなデザインにしようか?」など考えるストレスがなくなる
  • 年賀状をプリント・郵送する費用がかからない
  • だんだん年賀状が届かなくなるので、紙が自宅にたまらない

年賀状を用意するのは、マメでない私にとってはかなりストレスフルな作業でした。

「誰に送ろうか?」「どんなデザインにしようか?」「子どもの写真を載せるか載せないか?」「何枚ハガキを買ったら余らないか?」「どんなプリントサービスを使おうか?」

昔は手書きで書いていたのが、年末書店に平積された年賀状プリントキットのような本を買って使ったり、逆に戻って手作りのハンコをぺたぺた押してみたり(笑)

送る相手に何かしら喜んでもらおうと、あれこれ工夫するのが年賀状。だと思っていました。

近年、ネットプリントサービスでどんどん簡単になっている、とはいえ、手間は手間。

しかも、送る相手がたとえ十数名程度としてもコストは数千円はかかります。

年末のボーナスの時期。かつては財布のヒモも緩む時期で、年賀状の数千円程度は必要経費、などと気にも留めない方も多かったかもしれません。

様々なモノの値段が上がっている昨今。家計管理のためにの、このような「たかが数千円」に敏感でいたいものです。

さらに、こちらから年賀状を送らないことで、自然と届く年賀状も減るので、自宅に紙がたまらないメリットも感じています。

年賀状を送らないことのデメリット

年賀状を送らないことのデメリットは、考えてみても、それほどないのかと思います。

あるとすればこの2つ。

  • 知り合いの住所が変わったことに気づかない
  • 社会的立場から、なんとなくきまずい

住所については、必要な時に相手に連絡して変更がないか確認すれば良いだけですし、社会的にきまずいのは、もう仕方ないかなと(笑)

社会人歴が長いと、なんとなく上司や仕事でお世話になっている方に年賀状を出さないといけないように思えますが、それももう止めました。

自分から、「もう年賀状を出さない」とお断りしておきつつ、もし届いても年賀状という紙で返さず、LINEやSMSでメッセージで返信することにしています。

それによって、その方から年明け以降私に対する扱いが変わったとは思いません。

いや、もしかしたら私が気づいていないだけかもしれませんが(笑)

若い世代が年賀状を送らないことを選んでいる昨今。

年賀状を送らないことがちょっときまずい、と感じる風潮も、おそらくあと数年程度でほとんどなくなるのかもしれません。

年始のささやかな思いやり

これもひとつの思いやりなのかな、と思うのですが。

年賀状という、相手にいわば紙を送る行為。

これは相手の自宅に「捨てにくいモノ」を送りつけることになっている、という側面もあります。

社交辞令で送る、コピペのような文が印字されているのはまだしも、丁寧に手書きで書かれた年賀状の捨てにくさといったら、ありません(笑)

だからこそ、本当に大切だと思う人には、捨てにくい紙を送りつけない。

それが私の年始にできる、ささやかな思いやりのかたちなのかなと思っています。

私は思い切って、保管していた年賀状を1枚残らずすべて処分しました。

それによって年賀状という慣習から解放された気がして、身も心も軽くなりました。

年賀状を送る習慣の止め時を見失っている方・そもそも考えたことがない方は、ぜひ来年度「年賀状じまい」を検討してみてはいかがでしょうか。

もう、心からおすすめしたいです(笑)

最後に、これまで年賀状送ってくださったみなさん、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

昔は自宅に年賀状が届いたら、急いでポストから取り出し、家族の仕分けをするのにワクワクしていたのを覚えています。いつも私のは少なくて悔しかったです(笑)

引き続き、年賀状での年始のご挨拶は今後控えさせていただく事とさせていただきますので、何卒ご了承願います。

それでも、今後も変わらないお付き合いをいただけると幸いです。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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