年末を迎え、子どものおもちゃをいったんリセットしたい。
パパママの課題あるある、うちにもあります。
そこで今年はわが家では実験的に息子くん(6)と、ひとつ取引をおこなうことにしました。
それは、「おもちゃのお片付けをすると、なんでもひとつ、好きなおもちゃをプレゼントする」、ということ。
私たち親は、できればすっきりと片付いた部屋で過ごしたい。
願わくば、自分たちのミニマリズムを反映させた生活をしたい。
ですが、これは私たちのエゴというもの。
「なぜおもちゃを片付けないといけないのか?」
親が言っているからでは、動機付けとしては薄いし、片付けるとすっきりするでしょ?なんて言葉も響かない。
たとえ「いつかは子ども自身のため」とは思いつつも、子ども本人にとっては、片付けは強要されるものではありません。
だからこそ、誠意をもって私たちは片付けてほしい相手に交渉をするのです。
おもちゃのお片付けをしたら、なんでもひとつ、好きなおもちゃをプレゼントするよ!
ニヤリ( ̄ー ̄)
しめた。提案は通ったようです。
では気持ちが冷めないうちに、さっそくお片付け、スタート!
我が家の片付け方は、いたってシンプル。
現在持っているおもちゃをすべて、床に出して、ひとつひとつ手にとって吟味します。
「いる」「いらない」
子ども自身の判断で、二つに分けていきます。
また、私たち親から見て明らかに「長い間使っていない」「不要だ」と思うものを、子どもが「いる」と選んだことについては意見しない、ということも意識します。
私たち大人だってイヤですよね。自分のいるモノを家族にとやかく言われるというのは、気分が悪いもの。
ですので、選別したことについてはいちいち口を出さず、流れ作業でどんどん分けていきます。
そして残ったおもちゃは、カラーボックスに入れ、「いらない」としたものは、まとめて子どもの見えないところにしまう、と。
この間、手を止めず、スピード勝負。
結果、今回は30分足らずでお片付けは終了。
すっきり片付いて、よかった(^○^)
ここにいたるまで、特に画期的な分別・片づけテクニックはありません。
ただひとつ、息子くんに提示した条件は「おもちゃのお片付けをすると、なんでもひとつ、好きなおもちゃをプレゼントする」ということ。
ここでのポイントは「なんでも」というところ。
子どもが言う欲しいモノ(おもちゃ)は、言われたとおりに提供するべきだと、いうことです。
片付けという私たち親のエゴに付き合ってくれるのですから、この部分を制限してしまっては、子どもとしては面白くないはず。
であれば、私たちも覚悟を決めて提案する必要があります。
彼らが何を要求しても、笑顔でお渡ししましょう。
私たちのミニマリズムに協力してくれたんですから、しかるべき対応をとる、ということ。
息子くん、どうもありがとうね(^○^)/
今は条件を提示しながらいっしょにやっている片付け。
だけど、定期的に自分の持っているモノを見直す習慣は、身軽に生きる土台になるはず、なんてパパは思っていますが、本人に直接それをいうことはないでしょう。
というわけで、またすっきりした我が家に今後はどんなおもちゃがやってくるか?
それは子ども本人のみぞ知るところ。
ただいま7歳になろうとする我が家の息子くん。
求めるおもちゃはまだまだかわいいものです。
ただ、ここから年齢を重ねると、相手側の要求が大きくなっていくはずなので、パパママは心してかからないといけません(^-^;
こんなことを年に1回、家族で楽しみながらやってみても良いかもしれませんね。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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