いよいよランドセルも準備でき、来月から小学校にあがる6歳の息子くん。
我が家では朝、彼を保育園に送るのが私の役目でした。
息子くんを起こして、朝ごはんを食べさせ、顔を洗って、着替えさせて、時間になったら出発。
文字にすれば簡単ですが、もちろん、毎度スムーズにいくわけがありません。
朝が弱い息子くん。
なかなか起きない時もあれば、朝ごはんを食べない時もある。
YouTubeに夢中になりテレビを消さない時もあれば、気が乗らず園に行きたくないという時もある。
後ろには私の出勤のタイムリミットもあるので、朝は常に時計とにらめっこをしていました。
チックッタック。
まるで毎日何かのタイムアタックのよう(笑)
この任務のおかげで、子どもを無事に登園させるということは、それだけでものすごく気を遣うものだと身に沁みてわかりました。
世のパパさんママさん、みなさんもれなくお疲れ様です!
だから、なんとか園に着いて他のパパさんママさんと「おはようございます」と声をかけあう時、お互いに「登園、お疲れ様でした!」とねぎらいの意味も込めているような気がするのです。
そしてこの朝の息子くんの送り任務で、我が家独特の動きがあります。
それは私の通勤ランに関するもの。
私は職場までマイカーではなく、走って通いたい。
だから、まず息子くんを車で保育園に送ってから、いったん自宅に戻り、車を置いてから走って出勤する、という流れです。
バタバタしますが、私はなんとかして日常的に走る時間を確保したい、その思いでたどりついたのがこのスタイルなのです。
息子くんを送り届けるまでが、私の「朝活」。
綱渡りのような時もありましたが、結果的になんとか無事に過ごせたので、今ではよかったと思えます。
1歳数か月で入園してからはや幾年、これもあと1カ月の任務となりました。
ここに来て、ふだん忘れがちな、自分が人の「親」であること、だんだん実感してきました。
そうか、世のパパさんママさんはこうやって子どもの成長をかみしめるのだなぁと、しみじみ。
最近息子くんは、卒園式で歌う予定の歌を自宅でも練習しています。
その歌詞を聞きながら妻と、「泣いちゃいそう」と早くも感傷にひたるという(笑)
これも、小学校の入学式にあがればまた新たな気持ちとなり、6年後の卒業の時に再びせつなくなり、中学校にあがる、と。
そうやって節目を迎えるたびに、子どもがどんどん手を離れていくのだと、想像してしまいます。
6歳の息子くんが18歳で成人を迎えるとすると、私たち保護者としての期間はもう3分の1が過ぎたのか。
そう考えると、毎日どうでも良いことでケンカしたり、ぶつかったりするのも、まるごと愛おしく思えてきます。
残り1カ月の保育園の登園任務も、二人であーだこーだ言いながら、楽しんでいってまいりたいと思います。
そうそう、ちなみに最近登園の際、車の中で見ているDVDは小〇館の図鑑の付録で、「危険生物」を扱ったもの。
サメとか毒ヘビ野生動物とかの生態、怖すぎる。。
繰り返し見ているので、息子くんはすっかりマニアックな危険生物にも詳しくなりました。
ちょっと、このDVDのおかげで、家族で海も山も出かけたくなくなっちゃうじゃないですか(笑)
ねぇ息子くん、きみの興味はここからどうなっちゃうの?
保育園卒園の頃、きみは危険生物が大好きだったね、と大きくなったら話のネタにしよう。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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