【スパルタスロンへの道】0次関門の前の0次関門突破 生きて帰ることだけが出走の条件として

ここ数日こころの中にとどめていたことを、きちんと妻に伝えないといけない!

そう思って、大きく深呼吸をした後、妻に手を止めてもらって気持ちを伝えました。

たてちん

来年の秋に行われる、ギリシャのスパルタスロンというレース、出たいです。なんでもするので、よろしくお願いしますm(__)m

妻にはスパルタスロンを「いつか走ってみたいな」とは話していましたが、これを今回「来年」と明言し、参加許可を得ようというわけです。

ここまで勢いとノリだけで生きてきた私とは対極の、慎重で冷静な妻。

きっと、単純に承認はしてもらえないだろうと覚悟はしていました。

が。

いいよ。ただし、必ず無事に帰ってくることが条件ね。

え。。。

どこでも行ってもいいけど、走っていて少しでも「やばい」と思ったら、絶対そこで止めること。去年の京丹後の時みたいに潔く止めて。
もちろんせっかく参加してリタイアすることはイヤだろうけど、そこで無理したら悲しむ人がたくさんいるということを覚えておいてね。

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もし危険な状態で無理して走ろうとしたら、次はもう出られないからね。

たてちん

わかりました!ありがとう。。。m(__)m

きっと妻は精一杯気をつかって、私のやる気をそがないように、背中を押してくれたのでしょう。

言葉は多くなかったのですが、気持ちが伝わってきます。

不安な気持ちを抑えてここまですぱっと言ってくれたのであれば、その気持ちに応えるしかないですし、妻を裏切るようなこと、悲しませるようなことはぜったいにできません。

妻に感謝をしつつ、目標に向かってこつこつ努力を重ねようと、気持ちを新たにしました。

そして夢のスパルタスロンを目指すにあたって、生活スタイルは変えないことも約束しました。

家族との時間を削ること、やり込み芸のような練習スタイルは禁止、夢中になりすぎないこと。

許されたのは、あくまで今の生活の延長線上での挑戦。

その中で最大限の工夫をしつつ、臨むということです。

もちろん来年のスパルタスロンのエントリーはまだ先ですし、そもそもまだ超長距離レースの実績にとぼしい私が選考に通るのかもわかりません。(※今年のレースは日本人選手の完走率は44.44%だったため来年は選考が厳しくなる?)

ですが、気持ちは来年に向けてこれから準備していこうと決めました。

いつも勝手なことばかり言う私に理解を示してくれる妻に、こころから感謝の気持ちが湧いてきます。

ありがとう、もし夢のスパルタスロンに出走できるチャンスを得たならば、必ずや無事に帰ってきますm(__)m

家族を悲しませないこと。肝に銘じます。

こうして0次関門の前の0次関門、まずは生きて帰ることだけが出走の条件として、通過することができたのでした。

まさにここからがスタート、です。

あ、そうだ、この流れであのことも伝えておかないと!

たてちん

あと、来年も「さくら道(国際ネイチャーラン)」走っていいかな?

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以下同文。

わぁ!これは一言で許可を得た!(笑)

ありがとうございますっ!!m(__)m

こちらもまた選考通過が厳しいレース。もし来年も晴れて走れることになれば、家族との約束は守ります。

「さくら道」も0次関門の前の0次関門、通過。

気持ちもあらたに、生きていこう!

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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