【レースの記録】第19回とやま清流マラソン サブスリーできた? (完走記・後編)

結果から言うと、今回はサブスリーできませんでした。残念。

レースを振り返りつつ、なぜ達成できなかったかまとめてみました。

写真を撮っていなかったので、文字ばかりのご報告です。

目次

スタート 〜 ゴール

8:00。

スタートの号砲が鳴って、ウェーブスタートの1番はじめのブロックから走り出しました。

キャップに付けたアクションカメラ(GoPro10 HERO)はばっちり固定されていて、途中で外れることはなさそうです。

「とやま清流マラソン」のコースはこちら。写真ですみません。

神通川水辺プラザの自然ふれあい学習館をスタート・ゴールとして、神通川の河川沿い14kmの周回コースを3周します。

全体的にフラットなので、日差しや強風でなければ好タイムが狙えるコースです。

この日は曇天でまさに絶好のマラソン日和。天候のコンディションは申し分ありません。

わたしは今回走るにあたって、いわゆる「ネガティブスプリット」を狙っていました。

要は、最初から最後までイーブンペースで走ったり、前半でペースを上げて貯金を貯めたりする従来の走法ではなく、前半を抑えつつ後半型の走りに徹する、というものです。

わたしは主に小出監督の著書を参考にしました。

後半に足を残すため、前半は計算したイーブンペースより若干落として走ります。

わたしの目標はサブスリー(3時間切り)なので、イーブンペースは1キロ4分15秒。

予定では、最初の2周(28km)までは4分25秒〜20秒程度で抑え、それ以降あわよくば4分0秒〜4分5秒でいきたい、と考えていました。

それが、結果的にいちいちタイムを気にして走りすぎたのか、逆に安定しませんでした。

途中まで快適に走れたつもりですが、30kmを境にエネルギーの枯渇のせいか、足がつってしまったのです。

ハムストリングスが弱いのか、両脚の裏が引っ張られる感覚。

結局そこから最後まで足をかばうように走ってしまいました。

そして、35km以降は立ち止まり、不本意にも歩いてしまいました。

歩き出すと、完全に心が折れました。

久しぶりのフルマラソンが、情けない。

しばらく歩きながら、ふと気づいたのは、ガーミンの表示がなんだかおかしいということ。

実際に走っている距離と表示されている距離が合っていません。

どうも設定が「ラン」でなく、「トレッドミル」になっていたようです。

今まで「トレッドミル」に設定したことなんてなかったのに。朝から続く不注意がここにもありました。

そこで、試しに表示を変えて、時刻を確認しました。

「10:50」

8:00にスタートしてから2時間50分が経過していました。

その時、残りの距離はあと約4キロ。

ゆっくりでも走れば、なんとか3時間10分のPBは更新できそう。

ここまで来たのだから、せめてそれだけはやらないと。

気を緩めたらつりそうな足をかばいながら、再び走り出します。

身体が重い。こんなに進まないランも久しぶりです。

最後はサブスリーを目指すランナーとしては驚くほどスローペースで、なんとかフィニッシュ。

正直、ほっとしました。

記録・ラップ

ネットタイム3時間6分3秒、フルマラソン男子の中では19位でした。

結果はこちら。(距離の表示がおかしいです)

フルマラソンを走ったのに、設定が「トレッドミル」だったからか、なぜか39.94kmで計測が終わっています。ラップはだいたいあっているのかなと思います。

30kmまでは上がったり下がったり、そして30km以降は極端に落ちて、キロ5分以上かかっています。

しかしこれでよく3時間10分を切ったなと思います。

反省点・次回に向けて

今回のフルマラソン、反省点は以下のとおりです。

  • 時計の設定を確認し「ラン」にする
  • 時計をフル充電しておく
  • 適切なポイントで給食を摂る
  • カメラのオンオフ、撮影の角度を確認する
  • 余裕を持ってトイレを済ませる
  • 1キロごとのラップにとらわれず、5キロ単位でネガティブスプリットを調整する

つまり、準備の段階で当たり前のことができていなかったというが、そのままレースの結果に現れたということです。

今回のレースで、エイドでの給食の提供がなく、水しか補給できないことも大会要項をきちんと読んでいればわかったことです。

さすがに、給食ゼロでフルマラソンを走り切るのは、無理がありました。

また、頭に載せたカメラは、結局スタート地点で録画が開始されていませんでした。スイッチを押したつもりでいましたが、きちんと入ってなかったようです。

バッテリーを交換した30kmあたりで電源を入れ直して撮影しましたが、そこからもカメラの向きが上向きすぎて、空と沿道の木々しか映っていないという痛恨のミス。

バッテリー交換の時間のロスもあり、そもそもカメラを載せて走らなければ良かったのか、とも思いますが、そこは自己責任。撮影しながらでもサブスリーできる余力がなかっただけです。

しかし、とりあえずなんとかPBは更新できたので、これらの準備不足を教訓に、次回のレースに向けてまた練習を積んでいきたいと思います。

次回は6月12日(日)、飛騨高山ウルトラマラソン、100kmです。

怪我なく、無理なくがんばります。

https://tateching.com/impression-①-19th-toyama-clear-stream-marathon/

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