【レースの記録】第44回つくばマラソン ハーフ~ゴールまで

ハーフから雲行きが怪しくなってきた

つくばマラソン後半戦。ハーフ地点を1時間22分26秒で通過。このまま順調にサブエガ(フルマラソン2時間50分切り)達成かと思いきや、ここから状況は怪しくなり始めました。

脚が「ぴきっ」と固まる予兆が出てきたのです。22.5km地点のエイドで塩分補給をと、塩きゅうりを手に取ると意外にも大きく、丸ごと口に放り込むことに。バリボリと噛みしめながら、なんとか塩分チャージ完了?周囲のランナーさんは誰も手を出していませんでした。

この辺りからペースが3分50秒をまたぐようになり、20kmから25kmのラップは19分24秒。25km地点で、先輩ランナーさんのアドバイスを参考に足攣り対策のタブレット「2RUN」を投入。水で流しこみました。その代わり、ここのエイドで食べたかったようかんを見送ることにしましたが、この選択で脚の不調が一時的に落ち着いたような気がします。

思わぬ刺客「💩」との戦い

そして後半戦に突入した矢先、突如として襲ってきたのは「💩」。汚い話で恐縮ですが、出発前にすっきりしたはずなのに、どうしてもトイレに行きたくてたまりません。

お腹が痛いわけではなく、ただ普通に「出したい」感覚。これが気になり始めると、もう他のことに集中できません。頭の中で「あぁ、前日たくさんおいしいものを食べたからだな…」と思いつつ、冷静を装い仮設トイレを探して走り続けます。

そして32.4km地点のエイドでついにトイレに駆け込み、無事に解放。時計を確認していなかったものの、体感では約2分ほどのロス。トイレに入った以上、しっかり出し切ろうと真剣に集中しました。

その代わり、ここのエイドで楽しみにしていたおしるこを泣く泣く見送る羽目に。デトックス後はすっきりしたものの、やはり一度止まった脚が戻るのは簡単ではありませんでした。

最後の最後で足元をすくわれた

その後、筑波大学構内に戻り、残り数キロ。やったー戻ってきた!ペースは落ちていたものの「もう少し!」という気持ちで走っていると、瞬間、ふわっと身体が浮きました。

あれ?まさかの段差につまずいて転倒。おそらく、かなりきれいにすってんころりん、転びました。あれだけ大会側も「足元の段差に気を付けて」とアナウンスしてくれていたにもかかわらず、やらかしてしまう、私。

身体を見ると、左膝を擦り、手首の時計には無数の傷が…。もうこれが一番ショック!!ディスプレイが、キズキズ‥うわぁ…。泣けます。

すれ違うランナーさんから「大丈夫ですか?」と声をかけられ、その優しさに感動しつつ、情けなさでいっぱいに。多少身体に痛みはありましたが、なんとか走れそうだったので気持ちを切り替え、再びスタートしました。

なんとかフィニッシュ

そんなこんなでラスト5kmはペースがさらに落ち、35kmから40kmのラップは23分37秒。それでも「もう少しで解放される」という思いで上り坂をクリアし、ゴールが見えてきた瞬間、ランニングチームのメンバーが応援してくれているのが目に入りました。嬉しさと感動を胸に、最後の力を振り絞りゴールをくぐります。

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結果はグロス2時間52分54秒。自己ベスト更新には届かなかったものの、これが今の自分の実力だと受け入れないといけません。

最後にもう1回だけ、つづく。

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ランナーズアップデートより

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