惜しまれつつも今年で最後の大会となる、「さくら道国際ネイチャーラン」。
4月20日に開催が予定されています。
例年の250kmの道のりから短縮され、今回は名古屋城から岐阜県郡上市白鳥までの110kmを走破するウルトラマラソンとなりました。
ワタクシ、エントリーするにあたって、よくよく考えたことがあります。
それは、「最後のさくら道、私の役目とは?」
ここまで30年にわたって開催され、国内外の超長距離ランナーの目標となってきたこの大会に半端な覚悟で臨む人は、誰一人いなかったはず。
私を含め、今回エントリーした80名のランナーさんはそれぞれに「さくら道」への思いがあるはずです。
そんな中、私にしかできないことは、なんだろう…?私が走る意味はなんなんだろう…?
うーん、うーんと頭をひねったり叩いてみたり。
ぽくぽくぽく、ちーん。
考えは一周回って、結局「ランナー目線で映像の記録を残すこと」、なのではないかと思いいたりました。
これは前回も思ったことです。
昨年はカメラで全エイドの様子を撮影する、と予告していたものの、結果、終盤の疲労とバッテリー切れにより完遂なりませんでした。
その時の映像がこちら。
最終的になんとか完走できたものの、映像が中途半端に終わったことが、あれからずっと心に引っかかっていたのです。
やはりこのままでは終われない。
今年の最後の「さくら道」、最初から最後まで映像を記録して、大会に関わる人達の笑顔を残したい。
特に大会の鍵となるエイドの様子を、後世のために残したい。
きっとこれが私にとってできる「ありがとう」のかたちなのでしょう。
6年前にこの大会の存在に突き動かされて、何者でもなかったワタシが、いつの間にかウルトラマラソンの世界で自信を持てるようになったこと。
その感謝の気持ちをこめて、今回こそ、自分で決めた責務をまっとうしようと思うのです。
最後の「さくら道」も、きっと笑顔で溢れているはず。
みなさんの笑顔を回収しに行きますからね。待っててください!
完走後、必ず映像をまとめて公開しますので、その際はご覧いただければ嬉しいです。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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