9月16日(土)。
このタイミングで、なぜか、どういうわけか、「さくら道」のレジェンドランナーさんたちが目の前に現れました。
夢かマボロシか。
まったく、人生のめぐりあわせは不思議なものです。
これから私は「丹後100kmウルトラマラソン」で100kmを走ってこようというのに、この方々はこれから、金沢から名古屋までの250kmを走っていこうというのですから。
いったいなんのこっちゃ!?ですよね。
これは、4月に行われる「さくら道国際ネイチャーラン」参加者およびその周辺のランナーによる、有志でのスピンオフ企画とのこと。
本来、名古屋から金沢までの250kmを走破するコースをなぞって、逆向きに走ってみようという、非公式のイベントだそうです。
数名サポートはつきますが、本大会のような手厚いエイドはありません。
そんなイベントに、おそれおおくも私もお声掛けいただきました。
時刻は午前4:40。
集合は金沢・兼六園の脇にある、佐藤桜です。
おおお。我こそは!というランナーさん、集まってきましたよ。
国鉄バスの車掌の故・佐藤良二さんゆかりの桜で、「さくら道」本大会のゴールでもあります。
例年は一年に一度しか注目されないこの佐藤桜。この時期にランナーさんたちが集まるのは、きっと嬉しいだろうなぁ。
私はこのあと明日の「丹後」に向けて出発することから、はじめの5km程度ご一緒させていただくことにしました。
用意した差し入れはこちら。
「茶菓工房たろう」さんのようかん。
せっかく金沢にお越しいただいたランナーさんたちに、何が良いかなと考えましたが、やはり和菓子かな?と思い、大好きなたろうさんのようかんにしました。
普通の方には1本ずつはちょっと大きいかな?でも、ウルトラランナーさんたちにはちょうど良いかもしれません(笑)
ちなみに私は「カカオチョコ」推し。甘すぎずくちどけもなめらか。
おすすめですので、よろしければぜひどうぞ。
そして午前5:00。
この日集まった10数名のランナーで、いっせいに兼六園をスタート。
暗がりの中、わいわい走ります。
写真がぶれぶれで申し訳ありませんm(__)m
集まった方の中には、超ウルトラ界隈では有名なランナーさんたちもおられます。
スパルタスロン(ギリシャ・246km)完走者、ゼロ富士X-1(累積標高9000m・270km)完走者、本州横断フットレース(1,550km)完走者、などなど。
たのしくジョグしているように見えますが、とんでもない方々です(((^-^)))
お世話になったランナーさんたちと、久しぶりの再会でしばし歓談。
貴重なお話もたくさん聞けました。
それにしてもとにかく、みなさん優しいなぁ!
超長距離を突き詰めた方々は、おおらかな方が多い。
強靭なメンタルはたいへん勉強になりますm(__)m
私と同じく地元金沢の方も数名参加し、それぞれ序盤をいっしょに楽しみました。
ほどなくして、兼六園からの5km程度走ったところでランナーのみなさんにお別れを告げました。
みなさん、どうかお気をつけていってらっしゃいませ!
兼六園までの帰り道は、独りしずかな時間でした。
なんだか、最高の朝だなぁ。
この道を走っていると、今年の「さくら道」のエンディングがよみがえります。
そして本日のスタート地点まで戻り、佐藤桜にごあいさつ。
「もうひとつのさくら道」参加ランナーのみなさんのご無事と、明日の私自身の「丹後ウルトラ」の無事を祈念して、終わりました。
さぁ、お世話になったみなさんからたくさん元気をもらった!
私も荷物をまとめて、決戦の地、京丹後市に出発だっ(^○^)
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
にほんブログ村