自宅待機中は本当に外に出ていないので、もちろん外も走りませんでした。
10日以上走らないことはしばらくなかったので、身体がびっくりしないか、そろそろと走りました(笑)
季節はいつのまにか、真冬をすこし通り越していました。
二十四節気、雨水
2月19日は二十四節気の「雨水(うすい)」でした。
雪が雨に変わって降り注ぎ、降り積もった雪も溶けて水になる頃、という意味だそうです。
暦のうえでは、立春と啓蟄(けいちつ)の間。
もうちょっとで春!ですね。
確かに、久しぶりに外に出ると、自宅待機前に記憶にあった積雪はなくなっていました。
通勤ラン。
ケガをしないよう、できるだけゆっくり歩をすすめます。
見慣れた景色をぶらりと眺めながら。
川は何も変わらず流れ続ける。
足元がまだ悪いので、雪が溶けた道路を選びます。
今朝はいつもの「On」で走れました。
やっぱり身体を動かすって気持ち良い。
当たり前の感覚を味わいました。
今日は写真がたくさん。
そして再び大雪注意報
仕事が終わってからの帰宅ラン。
いったん雪が溶けたと思いきや、今度は大雪の注意報が!
金沢市20:00現在の様子。いったん雪は止みました。
夜間は安全にハンドライトをかざして走ります。
横殴りの雪が止んで、静かな夜。
雪を踏みしめると、「ぎゅむっ、ぎゅむっ」と鳴ります。
そんな感触も愛おしい新雪を眺める。
気に積もった雪。明りに照らされて美しい。
お花見のような感覚で、ついつい写真を撮ってしまいます。
帰宅ランは、ランニングシューズでなく、温かいブーツ。
これでまったく問題ありません。
再び走り出す
先日の「2022さくら道国際ネイチャーラン(ハーフ110km」の中止を受けて、仕方ないと思いつつ、やはり残念な思いが頭をぐるぐる回っていました。
そんな中、同僚にこのことを話すと、
「ま、やっぱりハーフは微妙やしな、せっかくならフル(※さくら道国際ネイチャーランはもともと名古屋市から金沢市までの250kmのレース)走りたいよな!」
という何気ない一言で、
「あぁ、確かにそうかもな」
と思えました。
今回の開催は運営側の苦渋の判断でハーフとなったのですが、最終的に目指すところはやはりフルの250km。
もしかすると来年は元通りの設定になるかもしれない。
気持ちを切り替えて、また目指せばいいか。
なんだか自分の中で重たいものがリセットされ、心が軽くなった気がしました。
大会について、いつからか考えが凝り固まっていたかもしれません。
今回の大会が中止になることでもうすべておしまい、というわけでもないし。
誰かを失うわけでもないし。
身体が健康なら、またウルトラでサブテン(※10時間以内でゴール)の実績を積めば、きっとまた道は開けるはず。
もっとゆったり構えよう。
来年のエントリーに備えて、できることをやってみよう。
ミニマリスト、シンプリスト、言い方はいろいろありますが、最近はもっと簡単にものごとをとらえようと思い始めています。
ランニングについても、難しいことは考えません。
まだまだ外の雪は溶けないけど、心はすーっと流れる水のようでありたい、と思います。