今朝は鼻水がずるずる。つーっと流れてきます。
妻は妻で、夜中鼻づまりで苦しかったそうです。
体調が完全回復しないまま、大好きなはずの家族と過ごす時間が続きます。
分かっていましたが、だんだん煮詰まってきています。
ひさびさのビリビリどかん
在宅勤務の始業時間直前。わたしの何気なく放った「言わなくてよい一言」。
妻が鋭く反応しました。
ひさびさに起こる緊迫ムード。
あー、ビリビリビリ。大気が震えている。。。
いわー言わなけりゃよかった・・!と思ったものの、後の祭り。
200倍になって返ってくる!
ひー---。。
こんな時は即、謝ります。
すみません!!
振り返れば今始まったことじゃない、ある瞬間にぽろっと出る、この「余計な一言」。
人生、これで多く損をしたことはあれど、得したことは一度もありません。
それにしても、わかっているのに出てしまうって、もう人間の本質的なところなんでしょうか。
我ながら40年生きてきて、まだまだ浅い。。未熟。。
それは、まだまだ私自身がいろんなことに「反応している」という表れなのです。
「反応しない練習」に立ち返る
ふと、草薙龍瞬さんの本を読んで心を救われたことを思い出しました。
こちらはベストセラー作品の「反応しない練習」。
「マインドフルネス」という瞑想法の一種が流行って久しいのですが、著者は仏道に身を置く人として、平易でわかりやすく心の在り方を説いてくれます。
わたしも日々の生活の中で、「なんだか迷うな」、「心が重いな」、と感じたら、たびたびこの本を手に取っています。
それくらい、アタマでは理解しても、すぐに忘れるのが人間。なんどでも自分にとって大事なところに戻って良いと思います。
毎日が情報の洪水ともいえる現代人。生きている中で、あらゆることにいちいち反応していては、心は疲れてぼろぼろになってしまいます。
この本に出合うまでは、わたしも何かにつけ、いちいち反応し、一喜一憂。けっこうひどかったです。
笑ったり喜んだりは良いのですが、簡単にネガティブにもなっていました。
仕事でも様々な問題に対応することがあり、都度何とかしようと努力しますが、それが続くと簡単に疲弊してしまっていました。
そんな時に出会ったこちらの本。わたしはKindleで読みました。
全体的に、著者の優しく語りかけてくれる雰囲気が心地よく、それだけで癒されます。お坊さんらしいテクニック?なのでしょうか。わたしはご本人のキャラクターだと感じました。
良いことも、悪いことも、心をぶらさず反応しない。判断しない。
そっか、別に反応しなくていいんだ・・。
そう思ったら、あらゆる悩み事は軽くなります。
目の前の事実は事実として受け入れる。
また、人には期待しないこと。これも大切です。
例え、妻や子ども、家族であっても期待しない。
だって、彼らもしょせんは他人。
自分ではないので、考えや行動をコントロールすることはできません。
もし、何か返してくれるようなことがあれば、それはラッキー☆と思えばよいのだと。
あぁ、心がほぐれていく。。。(笑)
忘れてしまったら、やり直せばいい
わたくし40歳ですが、「反応しない練習」、まだまだ道半ば。
時にはぐちをこぼしたり、いちゃもんつけたりしてしまいます。
ただ、その頻度は減ったかもしれません。職場ではかなり少ないほうだと思います。
いろいろ想定外のことが起きても関心がなさそうにしているので、「冷たいやつ」、と思われているかもしれませんが(笑)
なにかにつけてぐちをこぼしても疲れるし、何も生まれないし無駄だと思っています。
しかし基本スタンスはそうであっても、人間です。たまには口元からぽろっとこぼれてしまいます。
特に体調が悪いとき、なんとなくぼーっとしているとき。
相手の気持ちまで気が回らないこともあります。
そこで大事なこと!
そうやってちょっとミスってしまったときの自分にも、
「反応しない!」
ですべてを片づけてしまいたいのですが・・・いかがでしょうか?
対処法を忘れたら、何度でもやり直せばいいと思います。
まったく、自分に都合が良い締め方です。(^Q^)笑