わたくし40歳男子。人生で初めてイラストレーターさんの画集を購入し、ゆっくり眺めています。
それがこちら、イラストレーターの「急行2号」さんの画集です。
表紙から、きらきらきら~(笑)
震えるほど繊細な光と影の描写。心高鳴る素敵なイラスト満載で、目が幸せなのです。。
佐賀県在住のイラストレーター。2017年末から活動を開始。「笑わなくても可愛い女の子」を創作活動のテーマとして、光と影を生かした描写で多くの人々を魅了する。SNSでの作品投稿を続けながら、展示への参加や個展開催のほか、アーティスト、VTuberのMV用イラストを担当するなど幅広く活動している。
Shimmer 急行2号作品集 PROFILE より
特筆すべきは、こちらのイラストレーター急行2号さん、なんと、美大や専門学校には通っていなかったということです。
それでこの絵のクオリティ。。月並みな言葉で恥ずかしいのですが、本当にすごくないですか?
急行2号さんは、小さな頃から絵を描くことが好きで、いったん絵から離れながらもまた描くことを続けていたら、ここまですばらしいイラストを描けるようになったそうです。
私は絵の心得がまったくないのですが、努力でスキルを磨き続けた方は、どんな分野においても敬意を表したいと思っています。
きっとご自分の納得される絵が描けるまで、並々ならぬ努力を重ねてきたのですね。
私が急行2号さんのイラストに惹かれたのは、もともと19世紀後半の印象派の絵画が好きだからかもしれません。
クロード・モネ、ベルト・モリゾ、アルフレッド・シスレー、ピエール=オーギュスト・ルノワール、など。
それぞれ代表作くらいしか知らないので、全然詳しくないのですが(((^-^)))
明るくキレイな絵が多く、ぱっと見てわかりやすいので私たち現代人にも馴染みがありますね。
話は戻って、私が急行2号さんのイラストを始めて目にしたのは、あれでした。
地元金沢で開催される予定の、「金沢百万石ハーフマラソン」のイメージです。
それまでのマラソン大会のイメージを3転ほどひっくり返した(笑)、ある意味強烈な宣伝だったと思います。
昔の地元のマラソン大会のイメージって、なんだかもっさりしていませんでしたか?
レースはまだ開催されていませんが、広告としてはすでに大成功だと思います。
もともとハーフマラソンを走る予定ではなかったのですが、私はこの急行2号さんのイラストがきっかけで、エントリーをポチりました。
こうやって急行2号さんの瑞々しいイラストにビビッときてエントリーを決めたランナーさん、もしかしたら私以外、他にもいらっしゃるかもしれませんね。
いや、きっといるはず!(笑)
そしてそのマラソンの広告がきっかけで、ひとりの素敵なイラストレーターさんを知ることができました。
人生の新たな出会い、ありがたや。。
こうしてまた、私の「推し」が増えたわけです。
って最近、ランナーさんやYouTuberさん、イラストレーターさん、いろんな方を推すようになりました。
もともと以前の私は、他人のことなどまったく興味がない冷たい人間だったのに(笑)
ほんの少しは成長したのでしょうか。
もしそうであれば、それは特に昨今のSNSによるところが大きいかもしれません。
ネット上を自分の興味から他人の興味へ、どんどん数珠繋ぎで興味の綱渡りをしているかのような感覚。
今回の急行2号さんの画集、もしかすると私自身「40歳のおじさんが。。。」とネガティブに思い込んでいたら、手にすることはなかったでしょう。
ですが、こうやって自分の殻とか限界とか制限をしなければ、まだ見ぬ世界に出会えるかもしれない。。
そう思ったら素敵じゃないですか?
さて、今日も急行2号さんのキラキラしたイラストをゆっくり眺めて、次なる行先を妄想したいと思います。
いつの間にか、「よし!私イラストレーターになる!」なんて言い出すかもしれません(笑)
おしまい