このたび、職場の企画で地域の10kmのマラソンレースを走ることになりました。
個人的には10kmのレースは15年ぶり。
しかも今回は、1週間の間に2つのレースを走るというスケジュールです。
金沢マラソン直前の良い刺激になりそうです。
こまつマラソン勧進帳
10月10日(月・祝)、体育の日に開催されるのが、「こまつマラソン勧進帳」です。
小学生から大人まで、2kmから10kmのコースを楽しむことができます。
金沢市在住の私、実は同じ石川県内でも小松市にはまったく詳しくないので、今回は完全に未知のコースです。
コースには「勧進帳スタジアム」「義経アリーナ」「弁慶スタジアム」と、小松市にゆかりのある、源義経と弁慶の名を冠した施設があるんですね。
運動施設を中心に町中をぐるっと回るフラットなコースのようです。
10kmの部は「白山眺望コース」となっていますが、走っている最中は白山が見えるのでしょうか。
同大会は2021年・2020年はアプリTATTAを使ったオンラインマラソンで実施されたので、2019年が最後のリアル大会だったそうです。
こちら、嵐さんというランナーさんの当時の感想記を拝見しました。
10km、40分切り、惜しかったですね。なるほど、コースは直角の曲がり角が多いのだとか。
この時は、完走すると小松産のトマトと「トマトカレーおかき」がもらえたり、うどんがふるまわれたりしたそうですが、今年は?
小松はトマトも有名なんですね、同じ県内なのに、なんにも知らない。。
参加賞のデザインはシンプル。「こまつ」のロゴ、弁慶の顔みたいでよくできてますね。
野々市じょんからの里マラソン大会
続いて、10月16日(日)に開催される「野々市じょんからの里マラソン大会」。
実はこちらも隣町なのですが、これまで走ったことがありませんでした。
こちらはコロナウィルス感染対策として、子ども向けの部をなくし5kmと10kmのコース、一般のみの参加になるようです。
こちらがコース図。
起伏は10mでフラット、曲がり角は4か所、なんとすがすがしいシンプルなコース!たまらないですね。
ごまかしがきかない、実力がありのまま結果にでそうです。
参加賞はスポーツタオルとのこと。これもシンプル~。(デザイン不明)
そもそも「じょんから」という言葉の意味を知らなかったのですが、どうも「自安和楽」(じあんわらく)という加賀のお殿様の政治理念の読み方が「じょんから」(自から安んじて和やかに楽しむ)になったという説があるそうです。
封建時代の厳しい身分制度の中で、武士と町人と百姓といっしょになって踊ったとされるのが「じょんから節」ということだそうな。
そういった意味で、じょんからの里マラソン大会は大人も子ども、誰でも楽しめる地域のマラソン大会、という位置づけなのですね。
来年は子どもたちも参加できる大会に戻ればいいですね。
25歳、10kmレースの記録
そういえば、私は10kmを何分で走っていたのだろう?
こんなものが出てきました。あまり紙ベースのものを残しておかないのに、自宅にありました。
この記事に画像を貼ったので、紙は処分します。
今から15年前の2007年、約1カ月の間に2つのレースを走っていたようです。
タイムはいずれも42分台。
2007年当時、私は当時勤めていた会社の転勤により大阪で働いていました。
まったく知らない土地で、人見知りな性格のため、休みの日は独りであれこれ好きなことをしていました。
当時25歳。すこし長距離を走っていた高校を卒業したものの、一浪して大学を卒業して、社会人になってもあまり運動もしない日が続いていました。
関西では慣れない土地に慣れない仕事、日々のストレスが重くのしかかる中で、せめて休日にどうにか発散できないかもがいていたのだと思います。
当時はフルマラソンを走ることなど考えもしなかったので、とりあえず10kmくらいならなんとかなるんじゃないか?と軽く考えていました。
ところが、さほどランニングの練習をしていない状態で走った10kmは本当にきつかった。それだけは覚えています。
たった10km、されど10km、なめたらだめです。。
2つのレースを走ったものの、その42分というタイムが速いか遅いかすらあまり気にせず反省もせず、ただそのまま終わってしまいました。
それからしばらくして金沢に戻ってきても運動をせず、ぶらぶらしていました。
その後に勤める会社で、まさかマラソン再開のきっかけがあるなんて、その当時は思いもしませんでした。
40歳になって100kmのレースを走っている今を、25歳の貧弱だった私はどう思うだろう?
また今回も職場の企画の一貫で、大学生のみなさんと一緒に10kmのレースを走ることになりました。
20歳前後の若い方と走れるなんて光栄なこと。良い刺激を受けます。
今はまた昔とちがった切り口で10kmを楽しめそうです。
いつも走っているレースに比べ距離は短いとはいえ、調子にのらず無理せず怪我せず、走ります。