Cブロック、第一ウェーブでスタート。
9:00、走り出しました。
今回はカメラなしの本気レース。
写真がないため、文字だけで完走までをお届けします。
と、ここでひとつ今回導入した大きな変更点を先にお伝えしておかねばなりません。
それは、スマホを持って走るということ。
私にとっても、かつてそんなレースありませんでした。
ちょっと誤解があるかもしれませんので注釈を入れると、それはイヤホンで音楽を聴くためでした。
Bluetoothイヤホンで音楽を聴きながら走ろう!と、直前に思い立って、試してみたのです。
なぜかと聞かれると、緊張のあまり、できるだけふだんの練習と同じような環境にしたかったから、でしょうか。
スマホは最近買ったマルチポケットのパンツの背面に入れるとがっちり固定されて、まったくずれないことがわかっていました。
そして、購入した3,000円ほどのイヤホンは軽いし、形状から200%外れて落ちることはないし、着けていることさえ忘れているくらいフィットして馴染むので、着けたところで何の影響もないと思っていました。
もちろん、周りの音や声が聞こえるよう、ボリュームは絞ります。
そして、その読みは完全に当たり。
ふだん聴いているお気に入りの曲たちが道中代わる代わる自分を鼓舞してくれて、今回の結果につながりました。
また、あまりに自然にフィットしているため、走り終わって1時間くらい経ってから、ようやく着けているのを思い出したくらいです(笑)
当日聴いていたプレイリストはまた別の機会にご紹介しますね。
というわけで、話をレースに戻します。
予想以上の凍える寒さから始まった今回の42.195km。
直前にトイレをしたはずが、緊張もあいまって、スタートしてからすぐにトイレに行きたくなってきました。
これはまずい。。
サブスリー(3時間切り)を達成するにはスピードも上げないといけないし、ロスはできるだけしたくない。
しばらく迷いましたが、思い出したのは妻の言葉。
ミニマリストでしょ?負担になる要素はどんどん消していったほうが良いんじゃない?
はい!そうします!
すかさず5kmを過ぎたあたりで勇気をもって、沿道の仮設トイレへ直行。
男性用は扉がなくオープンだったので、最小限のロスで済みました。
ふう、すっきり。
さて、ここから刻もう!
もともとサブスリーを狙っていたので、イーブンでは4:15/kmで行けばクリア、ということでした。
ところが、走り出してみると早く身体が気温に馴染んできたのか、思ったより自分が楽に走れていることに気づきました。
例のネガティブスプリット(後半型の走り)も考えましたが、せっかくのつくば、後悔したくないという思いから、急きょ路線変更。
「行けるだけ行ってみよう!」にしました。
トイレから出ると、しばらく身体にまかせて3:40/km台で刻みます。
ぜんっぜん予定のペースとちがうやん、です(笑)
とりあえずサブスリーに向けて、貯金をたっぷり作っておこうと、淡々と歩をすすめました。
そして10km(40:40)。
用意したエナジージェルの「オレは摂取す」を1本飲むと決めていたタイミング。
事前に数回試飲していたので味は問題なし。
ところが、飲んだ後、口周りがベタベタするのが気になってしょうがない。。
ランシャツの袖でぐいっと拭い、ゴミは手に握ります。
次の給水でぽいっと捨てよう。
続いて、15km・工業団地中央のエイドを通過。
あ!バナナだ!
いつものウルトラマラソンだったら、「ありがとう~(⌒∇⌒)」なんて言っていただくのに、今回はそうはいきません。
出来るだけスピードを落とさず、瞬時に手に取り、口に押し込む。
むぐむぐむー。
やっぱり固形物も、食べたいんです!
そして17.5km・塚越石材工業 和園 今鹿島展示場前のエイドでは、なんとプチシューが!
ぬおお、これは我慢ならん!
えいやっ!と個包装をキャッチ、破いて口に押し込みます。
その後、水で流し込もうとしたら、手元が狂って顔面にブシャー。
びしょ濡れでした(^-^;
ですが、固形物の給食は本当にありがたい…。
遊び要素がないガチレースの中の、給食が唯一の楽しみだったかもしれません。
そんなこんなで、15km~20kmの間は3:50/km台で様子見。
そして20km(1:19:43)を過ぎ、ハーフは1:23:53。
このまま後半を1:36:00で折り返せば、まさかのサブスリーが狙える!?
やるしかなーい!
脇目も振らず走ります。
(次回最終回へつづく)
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