【練習の記録】夕霧峠 試行錯誤の坂道トレーニング

9月下旬のある晴れた日。

ふたたびやってきました、金沢大学角間キャンパスふもとの「若松ロードパーク」。

今回もここから「夕霧峠」(石川県と富山県の県境の峠。標高845m)に向かい坂道の練習をしてみたいと思います。

ちゃんと忘れずにPolar Pacer Proのスタートボタンをぽちっ!

よし、これでひとつ目標を達成できたようなものです笑

GPS時計のオンオフはランナーの基本中の基本ですからね、忘れないように何度も練習します。

スタート直後、決めていたことがあります。

それは、「がんばらないこと」。

先週の「丹後100kmウルトラマラソン」では、大会の雰囲気や他のランナーさんのペースに左右され、早々に心も身体もバランスを崩してしまった反省がありました。

焦らず、多少ゆっくり入っても、私も目標とする「ウルトラマラソンサブテン(10時間切り)」はできます。

それを常日頃から身体に覚えさせていかないとなと思うのです。

私のクセとして、スタートから調子に乗って1キロ4分台で走ってしまう傾向があるので、まずそれを禁止します。

特に上り坂は無理しない。

自分の思った以上にペースを落として無心で歩を進める。

その練習をしていきたいと思います。

ペースを上げない、上げない、自分に言い聞かせます。

最近では、坂道をかなり前屈気味に走ってしまうフォームを、もう意識して矯正するのではなく、愛してしまおうかと思っています笑。開き直り?でしょうか。

あらゆるこだわりから、引き算で残るものに集中します。

俵町に到着。本日の気温は23℃。やはり先週の京丹後よりかはすずしいです。

見上げると秋の空、秋の雲。季節によって雲の形が変わるって、この歳になって味わい深いなと感じています。

イワナの無人販売所には、イワナはいませんでした。

垂れるすすきの穂は、秋の山道に風情を添えています。

俵町の水素焙煎珈琲でおなじみのビタルコーヒーさん、本日は定休日。毎週月曜日がお休みらしいですよ。

夕霧峠には、分かれ道、左手を登っていきます。

ここからしばらくが一番勾配がきついのでは?と感じますがいかがでしょう。

ここから展望台までの残り5km程度は、足の推進力がついてきて半ば自動で歩が進みます。

途中、ランナーさんとは3名すれちがいました。トレッキングをしている夫婦もみかけました。

ほどなく展望台に到着。

今回は空気が澄んでいて、富山側も金沢側もきれいに見渡せました。

ちなみに視界の悪いときの夕霧峠の様子はこちらを参照ください。

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展望台から、早々に下りに切り替えます。

ところが、この下りこそなかなか自分で制御できないことを痛感しました。

勾配のきつい坂を上ってきたので、当然同じ傾斜の坂を下るわけなのですが、足が勝手に前に出るため意識をしないとふんばれません。

そしてあれよあれよと1キロ4分台のまま推進力がつき、止まらなくなります。

下る途中、水分を摂らねばと思ったのですが、ボトルは枯渇。

よし、医王口バス停横の自販機でジュースでも買うか!と思ったものの、今日は残念、MOFTの中のお札や小銭を持ち合わせていませんでした。

いくら涼しくなってきたとはいえ、水分補修は甘く見たらいけませんね。。またもや反省。

ずらーっと並ぶ自販機のよりどりみどりのジュースたちを恨めしそうに一瞥し、えーい、とそのまま勢いで下りました。

俵町は25℃。日が出るとこれくらいでも暑さを感じます。

そして元の若松ロードパークに無事帰還。

お疲れさまでした。

今回もこちらのコースの往復でした。

以下、ラップ・高低差のデータです。

往路ラップ
復路ラップ
往路高低差
復路高低差

ウルトラマラソンの練習と考えると、往路・復路ともに、もっとペースを落としても良いですね。

こんなペースでなくともじゅうぶん100kmを10時間切りできます。

また、片道が約13kmの上り坂と下り坂なので、次回はもう少し工夫して走ってみようかと思います。

例えば、5km登って5km下る、のような。高低差の激しい本番のウルトラマラソンで坂の切り替えに振り回されないような練習がいるのだと思います。

そうそう、Polar Pacer Proをしばらく使っているのですが、写真を付けて記録をシェアする方法、ようやくわかりました笑。

こんなかんじでいかがでしょう。

地味??

そして、今回も走りながら無性にコーラが飲みたくなったのですが、自販機で買えず。

帰宅して飲み干しました。

うむ、ゼロでないもののほうが、身体にずしんと沁みてくるような。

そんな感覚がありますね。生き返る!!

またあれこれ試行錯誤しながら、夕霧峠で坂道耐性を鍛えるトレーニングを続けていきます。

おしまい

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