元ネタは某お笑い芸人さんの、数年前のツイートより。
その方が一生懸命筋トレしている姿を見て、周りから言われることがあったそうです。
『筋トレしてて「どうなりたいんですか?」って聞かれたら「そうなりたくないんや」って答えよう。』(※引用元はご興味があればお調べください。)
たったこの一言が、当時私にはささりました。
きっとツイートしたご本人は、一生懸命に筋トレに打ち込む自分と、それを冷笑する外野を分けて考えつつ、自分は外野側には回りたくないとい思いがあったのだと思うのです。
この点、ランニング・マラソンにおいて、私もまったく同感。
「走っていてどうなりたいの?」
「何が楽しいの?」
「いったい、何になるの?」
ふいに人から言われて返事に困りますよね。
しかもこれらの質問をする相手は往々にして、私たちのやっていることに興味がない状態で聞いてこられるので、丁寧に答えても、納得してもらうことがほとんどありません。
相手への敬意がない、建設的ではない質問に、微妙な空気が流れます。
ですので、私自身もそのような質問をする側にぜったいに回りたくないと思うのです。
だから決めているんです。
マラソンしてて「どうなりたいんですか?」って聞かれたら「そうなりたくないんや」って答えよう。
と。
もちろん、これを直接的に言ってしまうとかどがたつので、あくまで心の持ちよう、といいますか。
自分が好きでやっていることを信じつつ、ゆったり構えようと思うのです。
そして同時に思うのは、一生懸命がんばる人に優しくありたい、ということ。
自分の取り組むマラソンが世の中で一番尊い種目・競技だとは思わず、カテゴリーは違えど、目標に向かい努力をする人に敬意を払うということ。
そんな思いがあれば、上のような不用意な一言を人に投げかけることもないはずですね。
大好きなことにうちこむアナタは、ただそれだけで尊いんですからね。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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