「ミニマリストなのに(笑)」の一言が胸に刺さった

前回の記事で「他人に何を言われても気にしないようになった」と書いた私ですが、やはりいまだに人からの何気ない一言にはっとすることはあります。
某日某所にて、私のデスクトップ画面を見た人が、こんな一言を放ちました。
「え?ミニマリストなのにアイコンが散らかってるじゃん(笑)心の乱れじゃないの?」
うわー。これ、正直ぐさっときました。確かに、ちょっとアイコンが散らかっていたのは事実。直前までバタバタしていて、一時的にデスクトップにファイルを並べていたところでした。それをたまたま見られてしまった。
「いや、今ちょっと立て込んでいて…」と言い訳するのもなんだかかっこ悪いし、それほど深刻なことでもない。
ただ、自分の大事にしている「ミニマリスト」という軸に対して、「なのに(笑)」という軽い嘲笑が向けられたことが、どうにも引っかかりました。
「なのに」に潜む、無意識の侮蔑
そのあとすぐにデスクトップを整理して、いつも通りのスッキリした状態に戻しましたが、心臓はドキドキしっぱなしでした。「なんでこんなにイヤだったんだろう?」と自分の気持ちをすぐに分析してみました。
きっと、「ミニマリストであること」は自分の中で大切にしているアイデンティティであり、そこに対して「なのに」と言われることが、尊重されていないように感じたからなんですね。
「なのに」という言葉には、無意識のうちに相手の在り方を否定したり、笑ったりするニュアンスが含まれていることがあります。
おそらくその人は、深く考えず、軽い冗談として言っただけだったのでしょう。でも、受け取る側にとっては、自分の「軸」「核」に触れられるような、鉄球のようにずしりと重たい一言になることがあります。
人の大切な部分には、敬意を忘れずに
今回の出来事から私が学んだこと。それは、「○○なのに」「××のくせに」といった言葉を、人に対して軽々しく使わないようにしよう、ということです。
誰にでも、自分の軸として大切にしている価値観があります。そこに対して敬意を持つことは、対人関係においてとても大事なことだと、改めて気づかされました。
そして、やっぱり昔から言われている「口は災いのもと」は、今の時代でも普遍的な真理なのだと思います。言わなくていいことは、わざわざ言わなくていい。沈黙が人を守る場面もあるのです。
というわけで、またひとつ学びを得ました。たいへん勉強になりました、ありがとうございます!そして、これからも言葉には気をつけて、人と人、敬意をもって向き合っていきたいと思います。
ちなみに、冒頭のデスクトップのアイコンが散らかっている件、たしかにそうだなと感じたので、改めてまとめました。

ひとつのフォルダの中に全て必要なモノを入れ、ファイルやフォルダの名前をカタカナにしました。
そうすることで必要なモノがめちゃくちゃ検索しやすくなって、ぱっと見、デスクトップもすっきりしたので、けっこう良いんじゃない?
ひとつの言葉からいろいろ学びをいただき、ラッキー!
ありがとうございました。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫