「りょうめんすくな」と聞いて思い浮かべるのは、なんですか?
呪術廻戦
その作品の名前は聞いていたものの、内容を観るまでにはいたらなかった、大人気マンガ(アニメ)「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」。
妻のすすめでようやく観始めましたよ、何テンポか遅れてたどり着いたことをちょっと後悔。
なにこれ、めっちゃ面白い!
わくわくの展開・設定、ド迫力のバトルシーンに、純粋に胸が高鳴ります。
お~これぞ少年マンガ!手に汗を握りながらAmazon Prime Videoで一気観してしまっています。
そんな呪術廻戦において、呪いの王として登場する「両面宿儺(りょうめんすくな)」。
人間の術士が総力を挙げても倒せなかったといわれる、作中トップの強さをほこるキャラクターです。
おそらく、ここ数年はちまたで「りょうめんすくな」といえば、この呪術廻戦の両面宿儺を思い出す人が圧倒的に多いのでは?
私はつい最近知ったので、話の続きをこつこつ観ていこうと思うのです。
わくわく。
陰陽座
20年来推している妖怪ヘヴィメタルバンド「陰陽座(おんみょうざ)」。
長年、妖怪や日本古来の伝説、言い伝えをモチーフとした楽曲を展開してきた陰陽座。
実は2023年発表の最新アルバムの中にあるんです、「両面宿儺」という曲が。
歌詞の一部はこんなかんじ。
粉骨を 尽くしても 過ぎたる 徳は 存外
身命を 賭するは 却りて 乱逆の 脅威 限外
左手に 見ゆ 鉾先は 難儀の 方 示し
右手に 在る 錫杖で 障りを 祓う
猗 勲は 穢し 雨に 打たれて
頓ては 根組の 倦ずに 巻かれ
哀傷は 次う 影に 紛れて
冤鬼の 嘆きを 掻き 消す
陰陽座 アルバム「龍凰童子」収録「両面宿儺」より 歌詞:瞬火
6分ほどの尺で、陰陽座の曲としては中くらいの長さ。
シンフォニックメタル的雰囲気が漂い、陰陽座印のゴリゴリとした感触、禍々しさがあります。
こういうの、ワタシ大好きです。
おそらく後にも先にも「両面宿儺」なんてタイトルの曲をリリースできるのは、陰陽座くらいでしょうね…。
飛騨高山ウルトラマラソン
そして私にとって「りょうめんすくな」と聞いて真っ先に思い出すのが、やはり伝説の元ネタ、岐阜県は飛騨高山。
あの「飛騨高山ウルトラマラソン」の舞台でもあります。
高山市丹生川町に伝わる、飛騨の豪族「両面宿儺」。
飛騨高山ウルトラマラソン 公式HPより
日本書紀によると、両面宿儺は一つの胴体に二つの顔があり、手足が各四本ある怪物として恐れられ、大和朝廷に背いたとして難波根子武振熊(ナニワノネコタケフルクマ)に討伐されたとあります。しかし、飛騨地方では、両面宿儺は武勇にすぐれ、神祭の司祭者であり、農耕の指導者でもあったと言われ、地域を中央集権から守った英雄であったと語り継がれています。
この大会のコースにおいて、飛騨牛が提供されることで有名な「丹生川支所」エイド(57km地点)に、その両面宿儺は鎮座しています。
↓こちらの動画では25分ごろに登場。
大勢のボランティアさんが迎えてくれる賑やかなエイドから、勝負の激坂に向かうポイントとなります。
ここで両面宿儺にあいさつをして、今一度気合を入れ直すのです。
というわけで、「両面宿儺」と聞いてまっさきに思い出すのは、私にとってはこの飛騨高山ウルトラのものです。
強烈な激坂と温かいエイドのおもてなし、最高のウルトラマラソンは「飛騨高山」で(⌒∇⌒)
私も今年も参戦しますよ。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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