今までなんとなく、長距離を走っても、すこし休めば身体が元に戻ってきました。
100kmのレースを走ってもそんな調子なので、きちんと自分の身体をちゃんとケアするという発想が、恥ずかしながらこの41歳までまったくありませんでした。
ところが、先日の250kmのレースを走り終わってから、右ひざ付近の痛みが数日経っても引かないため、これはまずいぞと思ったのです。
「来年も元気に走りたい」
「60代まで気持ちよく走れる身体でありたい」
ここ数日、そんなことばかり考えていたので、ここできちんと身体を直そうと思いました。
そこでさっそく診察を予約したのが、以前から気になっていた、金沢市泉野町の「RUNはり灸接骨院」さん。
WEB予約は24時間対応なので便利。スマホからさっと予約を済ませ、後日お伺いしました。
道路からはこちらの看板が目印。
おじゃましまーす(^○^)
わわ、ランシャツがずらり。見覚えのあるデザインもあります。
ランシャツは見ているだけで楽しいですね。
「北陸では珍しい ランニング障害に特化した接骨院 金沢マラソンランナー全力応援の店」
という院のキャッチコピー通り、ランナーであれば気軽にご相談できそうな雰囲気です。
院長の小野寺先生ご自身もランナーで、フルマラソンはもちろん、トレイルや私たちの大好きなウルトラマラソンもたしなむといいますから、がぜん親近感がわきます。
また、診察の前に問診票を書いたのですが、他の接骨院では見ないような、ランニングの「月間走行距離」や「今後の出走予定の大会」などを記載する欄もあり、いちランナーとしてきちんと把握していただけるような心配りがあると感じました。
診察室にお邪魔します。
がいこつクン、こんにちはm(__)m
外には、早くも金沢マラソン開催までのカウントダウンが掲示されています。
あ184日、もう半年後か。
おかげさまで、接骨院自体にご縁がない人生だったもので、なんだか新鮮です。
ズボンをはき替え、こちらにごろんと寝転がります。
さっそく、先生に足を引っ張ったり伸ばしたり、回したり、アレコレ試していただきます。
こんなに人に身体を触られることないなぁーと思いつつ、私もどこが痛むのか、目を閉じて集中して探ります。
この時、寝起きの時よりすこし痛みが引いていたので、触られて激痛を感じることはありませんでした。
ひとつひとつ部位を確認していただく中で、どうやら半月板や関節、じん帯には問題なさそうとのこと。
これにはほっとしました。
周囲でも40代で半月板を損傷した、という話を聞くこともあったので、実はけっこう怖かったのです。
結果、今回は「鵞足炎(がそくえん)」という、ふとももの内転筋群の炎症、と診断されました。
夜通し250kmを走って、筋肉の炎症だけですんで、よかった。。
ちょっとほっとしました(^-^;
そして、足に電気をびびびっと当てて。。
ごろんとあおむけになります。
ぼーっと天井を眺める。
ふと横を見ると、がいこつクン。
私の身体も、すべてをはがしたらこんな姿になるのか、となんだか愛おしく思えます。
そうして10分ほどウトウトしているうちに先生の声がかかり、電気のパッドがはずされました。
その後、痛む箇所に湿布とテーピングを巻いていただき、本日の診察は終了。
終始先生が丁寧にヒアリングしてくださって、本当に安心して身体を預けることができました。
ありがとうございましたm(__)m!
これで足が文字通り軽くなったのと同時に、「頼る場所が増えた」という安心感で、心も軽くなりました。
これまで身体のメンテナンスを怠っていたぶん、自分で気を付けつつ、もし困った時はまた先生に相談しよう(^○^)
先般のレースを完走したことで、私のランニング人生が終わることは結局ありませんでした。
走り終わって感じたのは、
「来年も元気に走りたい」
「60代まで気持ちよく走れる身体でありたい」
できるだけ長く競技人生を楽しみたい、そう思えるようになりました。
だからこそ、「これまで大丈夫だったから(次も大丈夫だろう)」という安易な考えは捨てないといけないなと思うわけです。
用心しすぎて前に進めなくなることはしないまでも、最低限、自分でコンディションを保とうとする意識は忘れないようにしたいものです。
そのため、専門家のアドバイスにもきちんと耳を傾けること。
きちんと病院で診てもらうこと。
先日お会いした、数々のレジェンドランナーさんたちも、きっとそうやってケアをして、結果を積み重ねてきているのだろうなぁ、と思うと、やはりとんでもない方々だったのだと震えます(笑)
さぁ、私もしっかり治して次にすすもう!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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