身の回りのモノを減らして身軽になったら、次は対人関係のストレスも減らしたいと思うようになってきます。
気楽に生きていくため、心掛けていること、3つです。
電話で相手の時間を奪わない
自分にとっても相手にとっても時間は有限です。
一日が24時間なのは平等に決まっています。
人によってはお金よりも大事だと感じることもあるようです。
わたしもその通りで、常々「お金持ちより時間持ちになりたい」と思っています。
だからこそ、他人の時間をうばうことには気をつけています。
特に、電話に関してです。
個人的に、電話は相手の都合お構いなしで時間を奪う身勝手な行為だと思っています。
何かを伝えるという目的であればメールやチャットでも良いし、確認したいことがあれば「本当に今すぐ、超緊急」以外は、意外と電話でなくても済むことが多いです。
電話をかけてもらっても即座にで出られないこともあるし、こちらから掛け直しても相手が出るとは限らないし、結局何の用件だったかわからないし、ログも残らないし。デメリットが多すぎます。
もちろん、高齢の方相手とか家族間とか、ケースバイケースです。
しかし、もはや電話に代わる連絡方法が充実しているため、「何かあればすぐ電話!」みたいな時代は終わった、ということです。
なんだかそういった電話中心の仕事の仕方をしている方も減ったように感じます。
相手の時間を奪いたくないため、わたしからの電話は極力控えています。
最近はわたしから積極的にチャットで連絡をするため、相手も自然と合わせてくれているような感覚はあります。以前より電話の回数は減りました。
これにより、ストレスは軽減されてきたと感じます。
関係各所、いつもご協力ありがとうございます。
マウントをとらない
相手にマウントをとられて嬉しいと思う人はいないでしょう。
だからこそ、わたしも人のマウントはとらない。とる必要がない。
先の時間を奪う話にもつながりますが、マウントを奪う、俺すげーだろ、お前はたいしたことない、というやり取り自体、何の生産性もなく不毛、時間の浪費、だと思っています。
おそらくマウントをとりたがる当のご本人には一切その感覚がないので、そういった方をこちらからコントロールすることは不可能です。
だからこそ、せめて自分自身はそうならないよう、人のマウントをとることで時間や体力を浪費しないよう、心がけています。
わたしには見栄やプライドもありません。そんなモノ、あっさり捨て去っています。
マウント合戦には終わりはないですからね。巻き込まれそうになったら、軽くスルーします。
極論、マウントをとって満足するような方とはそもそも距離を置いてしまうのが一番です。
人にくっつかない
一時は「人に嫌われたくない」「関係が疎遠にならないように」と思ったこともあります。
ただ、今となっては、人間関係にそこまで執着しなくなりました。
それは結婚して子どもができて、家族という確固たる生活の基盤ができたからか、それ以外の人付き合いは特にがんばらない、という心持ちになりました。
冷たいやつだ、つまんないやつだと思われるのも仕方ありません。それについては、それでけっこうです。
近頃お酒を飲まないことにしたので、飲み会の誘いもほぼ断っています。付き合いの悪いやつだと思われているはずです。
ただ、心から行きたい時は行くつもりです。最近はそんな気持ちになるような場がないだけで。
もし、そういった場に参加することでしか繋ぎ止められない関係であれば、そんなもんなのか、くらい軽く考えています。
関係が薄くなるのを恐れて、人にくっつこうとするとは、ご遠慮させていただいています。
自分の人生、自分でコントロールしたいですよね。
人に支配されて疲れきるのは、やはり時間の無駄です。
相手の時間を奪わないよう配慮して、マウントをとらず、くっつかない。
それだけで人間関係のストレスは激減され、さっぱりまとまってきます。
そうやって、すっきりしたこころで自分の本当に大切な人との時間を過ごしたいものです。