7月4日、いよいよ今年の「The World’s Toughest Foot Race(世界で最も過酷なフットレース)」と称される大会が開催されます。
そう、それこそ、泣く子も黙るBADWATER(バッドウォーター) 135。
Covering 135 miles (217km) non-stop from Death Valley to Mt. Whitney, CA, the Badwater® 135 is the most demanding and extreme running race offered anywhere on the planet.
(カリフォルニア州のデスバレーからマウント ホイットニーまでの 135 マイル (217 km) をノンストップで走るバッドウォーター® 135 は、地球上のどこでも開催される最も過酷で極限のランニングレースだ。)
BADWATER 135 公式HPより
ランニング愛好家の中でもあまり知名度は高くないかもしれませんが、「BADWATER 135」は、超ウルトラマラソン界隈ではひとつの頂点として君臨する大会です。
このレース、アメリカ・カリフォルニア州のデスバレー国立公園にある海抜マイナス86mのバッドウォーターから、ウィトニー山まで217km、累積標高3,962mを制限時間60時間内で完走するというもの。
現地の気温は50℃にもおよぶといいますから、想像を絶する世界です。
そのため単独走行は許されず、必ずサポートクルー2名以上が付いて回ることが必須条件になっています。
世界各国のトップエクストリームランナーが集う中、2017年にいいのわたるさん、2019年・2022年に石川佳彦さんら日本人選手が優勝したのは記憶に新しいところ。
そんな石川さんと、私も大好きな「On」の特集ページも熱いです。
石川さんは今年も出走されるそうですので、その結果に注目が集まります。
果たして今年のThe World’s Toughest Foot Raceを制すのは?
現地の様子を想像するだけで、汗が出てきそうです(^-^;
私もネットでレース展開を追ってみようと思います。
そういえば、この「BADWATER 135」に出走したことのあるランナーさんと、今年偶然お会いしたことがありました。
この方、レースのことを終始にこにこししながらお話されるので、もう完全な変態だと痛感しました(笑)
そのお話によると、デスバレーの気温50℃の灼熱の環境に慣れるため、レース直前の1カ月、毎日サウナに通っていたそうです。
結果、それが功を奏して現地の気温に慣れた、とおっしゃっていました。
そうだ。ディーン・カーナゼスさんのベストセラー「ウルトラマラソンマン」の中でも、そんなくだりがありましたね。
BADWATER 135に出場するため、ディーンさんご本人はスキーウェアを着て真夏に練習をしていたのですが、他のランナーさんは皆サウナでトレーニングしていた、という。
それでもディーンさんは初めてのBADWATER 135でリタイアすることになったとか。
ちなみに私がお話できたランナーさんは、BADWATER 135に出走はしたものの、レース中、不可抗力でリタイアせざるをえない状況になった、ということでした。
この方、その他数々の変態レースを走り切っている実力者なので、きっとまた挑戦されるのでしょうね。
そんなBADWATER 135。
あまりにも日常とかけ離れた世界すぎて、いまいちイメージがわかないと思いますが、YouTubeを探せば様々な映像がアップされています。
「The World’s Toughest Foot Race(世界で最も過酷なフットレース)」
怖いモノ見たさでご興味のある方は、ぜひ検索してみてください。。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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