こちら地方都市、石川県金沢市。
市を挙げた大型イベント「金沢マラソン2023」が終わると、なんだか秋が深まってきたような感覚があります。
木々が色づき、空気もつんと冷たくなって、街は落ち着きを取り戻してきたというか。
イベントをひとつの区切りとして季節が晩秋に移っていくのは、なんとも趣があって良いなぁとは思います。
ですが、毎年必ず寂しく感じるのは「あのランナーさんたちはどこへ行った?」。
大会前の数か月、市内どこを走っても見かけたランナーさんたちの姿が、大会が終わるとこつ然と消えてしまうのです。
今回の大会データによると、14,360名のエントリーに占める石川県民の割合は41.74%で、男女計約6,000名が、「金沢マラソンを走ろう!」と思い立って申し込んだはず。
そのうち数千人は市内・県内いたるところを走って練習していたのだなぁと思うと、なんだか不思議。
あの大盛り上がりした、感動の大会は夢かマボロシか?
キツネにつままれたような気がします。
市民ランナー憩いのランニングコース、犀川河川敷でも走っている人はほとんど見かけなくなりました。
晴れ間が続いていて気温もちょうどよく、こんなに走りやすいのに、もったいない!
貧乏性?の私のもったいない根性が炸裂。
だって、今年の夏は夏で暑くて外を走れなかったって、みんな嘆いていたじゃないですか。
もうしばらくしたら冬になって、今度は寒い寒いって嘆きますよ。
気持ちよく走るなら、今でしょ!
…って、考えてみればそうか。
多くのランナーさんにとっては、金沢マラソンがシーズンのメインレース。
きっとそれ以降レースが控えている人のほうが、圧倒的に少ないのでしょう。
目標となるレースがしばらくなければ、練習はする必要がないと思ってしまうものですよね。
ですが、せっかくマラソンの味をしめたランナーのアナタ。
やはり年に一度のレースではやはりもったいない!
次は、3月の「能登和倉万葉の里マラソン」なんていかがでしょう?
※エントリーの締め切りは11月30日まで 私は出られませんm(__)m
4月に開催されていた「加賀温泉郷マラソン」は来年度以降は中止になりましたし、これにより地元石川のフルマラソンはますます限られてきました。
「次は来年の金沢マラソン」なんて言わずに、せっかく練習して積み上げた実力を、他の大会でも試してみても良いですね。
とりあえず先の大会のダメージが癒えたら、また外に出て走ってみてください。
「走るんじゃなかった」より「走って良かった!」と思えるはずですよ。
こんなに走っていて気持ちの良い季節は、今だけなんですからね(^○^)
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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