【雑記】今ある身体の自由がいつまでも永遠に続くことはない

表題について、知り合いのAさん(40代)の話を聞いて感じた出来事がありました。

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青天の霹靂

ある日、Aさんはパソコンでエクセルの画面を開いていたところ、まっすぐなはずの線が一部歪んで見えることに気づいたそうです。

「疲れているのかな。。」と目をこすっても線はまっすぐには見えず、おかしいと思って病院に駆け込みました。

そこで医師から診断されたのは「黄斑変性症」という目の病気でした。

「黄斑変性症」は眼の網膜の中心部である黄斑に障害がおこり、視界が歪んで見えたり中心部が暗く見えたり視力が低下したりし、最悪失明の危険もある病気だそうです。

原因としては加齢や生活習慣など様々な要因があるということですが、Aさんはまだ40代。喫煙もせずスポーツが趣味で、同世代の私から見ても比較的健康的に過ごしている方だと思っていました。

どうもこの病気は進行を遅らせることができても、特効薬や絶対に治せる方法が今のところはないそうです。(※個人で調べた結果)

もちろん、これにとてもショックを受けたのはAさんご本人でした。まさに「晴天の霹靂」だったはずです。

病気の進行を遅らせるため、定期的な検査や注射など病気と長い間付き合っていかないといけないということは、ご本人やご家族にとっては相当なプレッシャーだと思います。

「まさか自分が。。」

この気持ち、自分が健康だと思っている私自身も実は心当たりがあります。

私と目のお付き合い

私は「緑内障」と付き合っています。

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私の場合、「まさか。。」というよりかは、どちらかというと「やはり」、の方が大きかったかもしれません。

20代の頃から目が弱いことは薄々気づいていたのですが、今年40歳で若年性の緑内障とはっきり診断されました。

こちらも放っておくと視野が欠けて失明につながる病気です。毎日点眼液で眼圧を下げることは欠かせません。

つまり、私もAさんと同じくずっと付き合っていく目の病気を抱えているという点で、今回の話は他人事ではないなと感じたのです。

特にAさんには日ごろとてもお世話になっているなので、このお話を聞いて私もなんとも言えない気持ちになりました。

いつかその日が来る前に

そしてここでまた感じたのは、「今ある身体の自由がいつまでも永遠に続くことはない」ということ。

私とAさんの場合、目の病気を抱えて生きていくことになったのですが、今後それぞれにまた身体の他の部分に異常をきたすかもしれません。

というか、そうなるはずの私たち人間の身体。

ここまで40年間もの間、よくぞ何事もなく可動してくれたと、自分の身体にお礼を言いたいくらいです。

もしかすると、明日朝起きたら視界が悪くなっているかもしれない。

手足の自由がきかないかもしれない。

言葉を発することができないかもしれない。

今度はじわじわと進行する目の病気ではなく、恐ろしく急速に悪化する不具合に見舞われるかもしれません。

それがいつ来るのか誰にもわかりませんし、自分が健康であると思っている人にも起こりうること。

そう考えたら、今現時点での自分の身体がとてつもなく愛おしく感じられますし、大事にしたいと思えます。

健康、第一。

超絶当たり前で人類不変の真理をわざわざ文字に書き連ねてすみません。

ただ、これだけは私どんな自分がどんな状況にいようと頭の片隅に必ず置いておきたいこと、だと改めて思ったのです。

「今ある身体の自由がいつまでも永遠に続くことはない」

そう考えたら、「また今度やろうかな」「来年やろうかな」「子どもが大きくなったらやろうかな」「今は我慢しておこうかな」ということがすべてひっくり返ります。

今やりましょう。

今日動いている足が、明日は動かないかもしれない。

であれば、今日走りましょう。

今日動いている指が、明日は動かないかもしれない。

であれば、今日ピアノを弾きましょう。

会いたい人にも会いたい。話したいことも話したい。

やりたいことを行動に移すのは、ちょっと欲張りだと思うくらいでちょうど良いのかもしれません。

今日できることが明日はできないかもしれないと思ったら、意外とできることは多いと思います。

私とAさんと、同じ40代。

「まずはなによりも健康第一」、で意見が一致しました。きっとこれからもお互い身体を大事にしていくことでしょう。

同じ身体の不具合でも、予防してなるのとそうでないのとでは、後悔の度合いが全く変わってきます。

であれば、身体のメンテナンスは怠らないようにしたいもの。

私も近々、今年最後にもう一度目や歯や肌のメンテナンスをしてこようと思います。

ちゃんともう予定を入れましたよ( ̄^ ̄)ゞ

みなさんもどうかご自分の身体を大事にして、来年も再来年も、ずっと楽しく過ごしてください。

私に関わってくださる方もれなく全員、お互いに今楽しんでいることを、これからもずっとずっと楽しめるように。

切にそう願ってやみません。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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