2024年7月26日早朝。いよいよはじまった富士登山競走。
その過酷な大会の存在は意識していたものの、なんとなく「自分なんかに」と気後れし、今年もエントリーを見送っていました。
ですが、続々あげられるランナーさんたちのリアルな投稿を見たり、映像・写真を見てしまうと、思わず胸が熱くなります。
むぐぐ…感動は必至。「私も、一度は走ってみたい」 見て見ぬフリしてきたこの衝動がしだいに抑えられなくなってきています。
もちろん、例の「市民ランナーのグランドスラム」のことは私も知っています。
- フルマラソン（42.195km） … ３時間以内で完走
- ウルトラマラソン（100km）… 10時間以内に完走
- 富士登山競走（山頂コース）… 制限時間の4時間30分以内に完走
ワタクシこのうち、フルとウルトラは条件をクリアしており、残りは富士登山競走のみ、という状態。
なんとなく、それを達成したらすべてが終わってしまうような、先にある寂しさのようなものを勝手に想像しては、いい加減に先送りにしてしまっていました。
いわずもがな上のフルとウルトラの条件も決して簡単ではありませんが、富士登山競走こそ、すんなりうまくいくようなものではないことも理解しています。
「山頂コース」に挑むためには、まずは「五合目コース」を2時間20分以内でクリアせねばなりません。富士吉田市役所～吉田口登山道～五合目に至る約15kmの道のり、その標高差は約1,480m。
しかもエントリーはクリック合戦。早い時はものの10分で定員に達するそうですから、注目度の高さがわかります。
ですので、もし来年うまくエントリーし「五合目コース」をクリアしたとしても、「山頂コース」に挑戦するのは翌々年以降、ということになります。
もちろん、「五合目コース」にしても相当な標高差ですから、たとえフル・ウルトラの実績があろうと必ずしもクリアできるとは限りません。
それにもかかわらずふつふつと興味がわいてくるのは、自分の走力が未来永劫維持できるものでないことがわかるから。
…いずれにしても、今一度、家族会議を開かないと！(※これが何より重要) 来年ご縁があれば私も走ってみたいと思います。
今回出走のランナーのみなさん、ご健闘をお祈りしております。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
