【雑記】スマホをしまうだけで伝わる大切さ

妻の親友の習慣に学ぶもの

先日、妻の何気ない一言にはっとさせられました。

長年の親友Mさんと会うとき、その人は絶対に妻といる間、スマホを触らないことに気づいたそう。LINEやSNSが気になるはずなのに、会っている間は一切見ない。

ただそれだけのことなのに、妻は「自分といる時間を本当に大切にしてくれている」と強く感じるのだといいます。

たしかに、私も想像してみました。目の前にいる人が、スマホを手元に置きながら私の話を聞いてくれるか、スマホをしまって話を聞いてくれるか。

これって、印象がぜんぜんちがいませんか?

ほんの小さな所作が、これほどまでに大きな安心感や特別感を生み出すのかと妙に納得したのでした。

科学が示す「スマホの影響」

どうもこの感覚は科学的にも裏付けられているようです。

ちょうど読んでいた堀田秀吾さんの著書『科学的に証明されたすごい習慣大百科』にも、「スマホをテーブルの上に置かない」という習慣が紹介されています。

バージニア工科大学の研究によると、カップルが会話する際に、テーブルの上にスマホが1台置かれている、あるいはどちらかがスマホを持っているだけで、親近感や共感が低下するというのです。

関係が親密であればあるほど、この「共感のダメージ」は大きく、大切にされている感覚が損なわれることが分かっているそう。

つまり、誰かとテーブルを囲むときにスマホをバッグやポケットにしまうだけで、お互いの共感力が高まるというわけです。なるほどね~。

※これも含め、112の科学的根拠のある習慣が紹介されていて、いろいろ試してみたくなります。

日常に取り入れるスマホ習慣

妻の話を聞いてから、さっそく私も意識するようになりました。

友人や同僚、そしてお客様と話すときは、まずスマホをバッグやポケットにしまう。どうしても必要なときには「ちょっと調べますね」「今メモしますね」と一言添える。

これ、ほんの小さな配慮ですが、相手が安心して会話に集中できる空気をつくることができるような気がします。

誰かとテーブルを囲むときにスマホをしまう——それだけで、お互いの共感力が高まり、関係をより大切に育むことができるのだと感じています。

対面の場合、デジタル機器から気持ち少し距離を置くことが、人と信頼や親しさを深めるいちばんシンプルで効果的な方法かもしれないですね。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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