デビュー40周年を迎えて再集結した伝説のバンド、「爆風スランプ」。
ヴォーカルのサンプラザ中野くんさんいわく、「ニッポンで一番有名なロックナンバー(当社比)」、名曲「Runner」。なんと今も色あせず輝いているではないですか!
もうこのイントロの一小節だけで胸が熱くなりませんか?こんなに即効性のある劇薬ないだろうというかんじ。聴けば瞬間、我々ランナーを昂らせてくれます。いや、ランナーならずともテンションが上がるはず。
それにしても平均年齢64歳ほどのメンバーのみなさん、めちゃくちゃかっこいい!
中野くんさんの唯一無二の声にほっと安心。ギターのパッパラー河合さんはちょっと間違えたとおっしゃっていますが、なんのその。変わらずクールで素敵。
リズム隊、ベースのバーベQ和佐田さんとドラムのファンキー末吉さんのプレイも円熟味が増し味わい深い。お二人ともバリテクなので聴きごたえ抜群。
さらにここに来て新曲「IKIGAI」がリリースされるとな!(フルは8月25日に配信)
う~ん、なにこれ、めちゃくちゃかっこいい…!MUSIC VIDEO Teaserを何度も繰り返し観てしまいます。歌詞もメロディもびびっときました。いやぁ、きっとこれは若い世代にも響くはず。この期に及んで(失礼!)またすごい曲作ってしまう人たちだ…。
というわけで、ワタクシ42歳。爆風スランプが昔から大好きなのでその再結成のニュースに歓喜しています。
バンドとの出会いは1988年、まさにRunnerがリリースされた頃。小学校低学年、運動会でこの曲が採用されて「なにこれかっこいい!?」と衝撃が走ったのを覚えています。
とはいえ、そこから追いかけていたかというとそうでもなく、アニメや映画とのタイアップでちょくちょく爆風スランプの曲が流れてくるなぁ程度でした。
好きだったのは、アニメ「ツヨシしっかりしなさい」のOPとEDの「さよなら文明/涙3 (ナミダサンジョウ)」。1992年リリース。
Aメロの「もしもこの世に パンツがなかったら 好きなあの子に どうして会いに行こう」 サビの「おなら」連呼。そんな歌詞、中野くんさんにし書けないでしょう。
そしてOPのコミカルさとうってかわって、切なさに胸を押しつぶされそうになる、EDの「涙3」。このふり幅、すごくないですか?
それぞれ大人になった今聴いてもメロディの良さ、リズム隊のプレイがかっこよすぎてたまりません。
その次に爆風スランプを意識したのは1995年。映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」の主題歌の「神話」。これもまためちゃくちゃかっこいい。(語彙力なさすぎですみません)。
神秘的なイントロから透明感のあるAメロ、せつないBメロ、そしてブレイクからの神々しいサビが、まさに「神話」を連想させます。「久遠(くおん)」という表現も好きなんですよね。
ちなみにこの曲が収録されたアルバム「ピロリ」のタイトル曲「ピロリ」で私はピロリ菌のことを知りました。この曲もかっこいい。
ここまでの間も栄枯盛衰があった爆風スランプ。次に日の目を浴びたのは1996年の「旅人よ 〜The Longest Journey」でした。
TV企画であの「猿岩石」がユーラシア大陸を横断した時の応援歌として作られたのがこの曲。
これもリアルタイムで聴いて、TVの企画うんぬん抜きで、なんてかっこよさと切なさを兼ね備えた曲だとひっくり返ったのを覚えています。
「36.5℃のカラダで乗り越えなければならないんだな 36.5℃のカラダでしっかりしなけりゃならないんだな」という歌詞が中学生の私にはびりびり刺さりました。
あああ。「かっこいい」しか言えてませんが、爆風スランプのことを話していたら止まらないので、続きはまたこんどにします。
今日は爆風のアルバム聴いて走ろうかなっと。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫