先日のつくばマラソン本番前、実はひとつ迷ったことがありました。
それは、「ランシャツどうしよう?」
いっちょ気合を入れて、記録を狙うつもりで臨むレース。
自分にできることはすべてやっておきたい。
そう思って、着るランシャツも見直しました。
ところが、今年お気に入りのシャツがありまして。
あまりに快適すぎるので、洗濯してはほぼ毎日着ているという1枚。
それが、THE NORTH FACEのランシャツ。
先の第21回丹後100kmウルトラマラソンの参加賞でいただいたものです。
世界遺産シリーズのロゴが入ったデザインは、わかる人にはわかる無双感漂うもの。
そしてなにより、汗をかいてもさっらさらの生地がめちゃくちゃ心地よくて、夏場は助かりました。
もちろん、丹後100kmウルトラマラソンの時も着用しました。
あの灼熱の丹後を無事に完走できたのも、きっとこのシャツによるところも大きかったんだなぁ、今振り返るとそう思います。
そんなランシャツ。
記録を狙うレースでどうしようか…?
直前に思い立った私は、あろうことか、ネットでノースリーブのランシャツをポチっと買ってしまったではないですか(笑)
いやだって、見渡してみると、サブスリー(3時間切り)ランナーさん、みなさんノースリーブじゃないですか。
きっと軽量で腕振りも楽になるとか、そんなメリットがあるはず!
記録を狙うにはノースリーブは要るかもしれない。
そう思った安易な私は、よさそうなノースリーブシャツを注文しました。
小柄な私のサイズは、Sしかないだろう、と。
そして翌日、さっそく届きました。
どれどれ…。
定番のM社のノースリーブシャツ。
着てみると…うん、肌にぴったぴた。
これはフィット感が良い、というのか?
これまで袖のあるランシャツはすべてSで問題なく過ごしてきたのですが、これはかなりタイト。
腕を振ってみると、確かに袖がないので、スムーズに可動します。
鏡を見ると…ん?
なんだか思っているのとちがう。
ひょろひょろの身体のラインが出て、なんだかこっぱずかしい。。
そういえば、高校で陸上をやっていた時以来の、ノースリーブ。
思春期のあの時もけっこうイヤだったなと記憶がよみがえりました。
いや、もうあの時とはちがうぞっ。
ちょっと外を走ってみよう。
そう思って、駆けだしました。
しばらくすると、異変に気づきます。
あれ?なんだか呼吸がしにくい…。
息をすーはーすると、胸が苦しい。
そう、実は購入したシャツが微妙にタイトで、胸が圧迫されるような感覚があったのです。
いや、でもこれはちょっと我慢すれば…。
と思いながら10kmほど走ってみても、最後まで慣れることはなく、不安が残りました。
むむむ、これはどうしよう?
確かに軽いし腕振りも楽なんだけど、胸が苦しい。
いつもの袖ありシャツはこんなことないのだけど…。
結局、つくばマラソンのレース直前まで両者を着比べて、迷いました。
そして結論。
袖ありシャツで臨む、ということにしました。
42.195kmの長丁場、呼吸でストレスを感じるくらいなら、ふだん着慣れているTHE NORTH FACEのランシャツでいこうと決めたのです。
結果、この判断が正しかったのか、記録を大幅に更新。
つくばマラソン、ほっと一安心で走り終えることができました。
※今回は私が選んだノースリーブシャツのサイズが微妙に合わなかっただけで、シャツ自体を全否定するものではありませんのであしからずm(__)m
私の場合、カタチにこだわらず、着慣れたシャツが偶然はまったというだけです。
次の勝負レースでは、もしかすると気まぐれでサイズを変えてノースリーブシャツで挑むかもしれません。
その時は、果たしてタイムにつながるのでしょうか?改めて試してみたいですね。
なお、今回購入したノースリーブについては、数回しか着ていないので、フリマアプリで次に必要な方にお譲りしたのでした。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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