見て見ぬふりをしてきたもの
実はずっと気になっていたんです、自分でも。でも見ないふりをしてきました。
そう、私が毎日のランニングで愛用してきたTABIOのランニングソックスのこと。どれだけ履き込んだのか、ついに「穴が空いた」とかいうレベルではなく、「閲覧注意」な状態にまでなっていました。
まがりなりにもランナーを名乗っておきながら、ウェアやギアにこだわりがあるわけでもなく、とりあえず走れればいいや、というスタンスの私。
ランニングのソックスなんて、人から見えないから、まぁいいか、と。いいかげんで適当な人間。
ですが、そんな私にも「こだわり」が一つあります。それがTABIOのランニングソックス。月並みですが、なんといっても履き心地がいい。ピタッとしたフィット感、つま先やかかとのサポート感、ずれない安心感。
快適すぎるので、毎日ほんの数キロ、その一足だけをずっと履いてきたのです。
妻のひと言、あちゃー。
その日、洗濯物を干していた妻がひと言。「そろそろ新しいの買ったら?」と。まったくもって、その通りでしかありませんでした。
「ですよね〜!」と笑って返したものの、心の中では「ついに言われたか…」と小さく反省。
実は、これまでも「他のメーカーさんも試してみようかな」という気持ちはゼロではありませんでした。でも私は基本的に、物を増やしたくないタイプ。
完璧ミニマリストとまでは言いませんが、「これはいい」と思えたモノは、とことん使い倒したい性格です。だからこそ、今回も迷わずTABIOを選択。
というわけで、新しい一足をさっそくぽちらせていただきました。
どうかまたこの足を守ってください
届いたTABIOの新品ソックス。

その独特のしっかりとした素材感に、思わず「やっぱりこれだな」と実感。あれだけぼろぼろになっても、手放せなかった理由があるんです。
足の指を入れた瞬間のフィット感に、自然と背筋まで伸びるような気持ちになります。おお、やっぱりいいわぁ‥。
次に穴が空くその日まで、どうか私の足を守ってくださいませ~!、と願を掛けて、またこの一足を毎日履き倒すというていたらく。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫