【家族】田舎の家訓「努力を重ね自己の目的を達成すべし」

「家訓」「カクン」という言葉、おそらく初めて聞いたのは、「めちゃイケ」だったはず。

かつて大人気だったバラエティ番組めちゃ2イケてるッ!の「爆裂お父さん」のコーナー、覚えてますか?

加藤浩二さん扮する波平頭・チョビ髭のお父さんが、意味不明な理由でゲストにジャイアントスイングなどプロレス技をキメる、あのはちゃめちゃなコーナー。

「かとうけ~カクンっ!」

と、毎度わけのわからない家訓を言っては暴れる加藤さんが印象的でした。

そんなカクン。

我が家には関係がないなと思っていたところ、突然降って現れました。

それがこちら。

何コレ?

実は、私の父方は岩手県の生まれで(母方は秋田県)、その実家、つまり私にとって祖父母の家から出てきたそうです。

このたび父が久方ぶりに実家に帰って見つけたといいます。

私と同じく、いい加減な父もこの存在を知らなかったと言いますから、いつからあったのかも眉唾もの。

だいぶ前に亡くなったおじいちゃんが考えたのか、どこかお寺さんからの受け売りか。

もしかすると、よそのお宅の家訓に元ネタがあるのでは…なんて?

わかりませんが、いま父の実家ではこちらの内容が重んじられているのだとか、そうでないとか。

この家訓いわく。

十年代 一生懸命勉強すべし

二十年代 徹底して遊ぶべし

三十年代 良き妻を迎え辛抱する気になるべし

四十年代 努力を重ね自己の目的を達成すべし

五十年代 社会・人様のために貢献する様 心掛けるべし

六十年代 私利と私欲を捨てるべし

七十年代 唯々報恩 感謝信仰に生きるべし

八十年代 赤い帽子に衣を着 米寿を祝うべし

九十年代 白寿を祝うまで長生きすべし

百年代 心を平安に桜の花如く 散るべきときは パッと散るべし

実家の家訓より

へーぇ、なんだかそれっぽい。

実家も含めて自由な人が多い我が家らしく、「徹底して遊ぶ」ことも盛り込まれます。

それでも歳を重ねてまっとうに生き、社会に貢献しつつ、散るときはパッと散りましょう、という。

とは言いつつ長生きも推奨しているので、どうりでしぶとい家系だと思いました。

私はというと41歳、「四十年代 努力を重ね自己の目的を達成すべし」の真っただ中。

40代、子どもの頃は「おじさん」のように思えた年代に、いざ自分が身を置いてみると、なんとまだまだ己の未熟なことかつくづく思います。

こう見ると、人生まだまだ道半ば、先は長い。

私も自分が何を成し遂げたいか考えて、この40代、日々研鑽を積んでいこう。

できることに愚直に取り組んでいこう。

これを我が家の家訓には採用しませんが、アタマの片隅に置いておこうかなと思います。

そうか、私の身体には東北の血が流れている。

と思い出す、夏の朝なのでした。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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