ランナーあるあるですが、よく「毎日どれくらい走っていますか?」と周りから聞かれます。
100キロのウルトラマラソンの完走をしたことがある私もよく聞かれる質問なのですが、実は最近は正直、それほど走っていません。
走ってなくはないですが、一般的な月間数百キロ!みたいな、目玉の飛び出るような距離は走っていないと思います。
ところが、昨年もフルマラソンは3時間30分で走れたし、独りでウルトラ100kmサブテン(サロマ湖100kmウルトラマラソンオンラインチャレンジ【1day】)、もできました。
なぜなのか?
実は、以前より、よりコンパクトに、ミニマルな力で走れるようになってきたと感じているのです。
2021年の総走行距離は?
まずは直近の私の走行距離をご紹介します。
こちらは先月2021年12月分です。
(アプリ「TATTA」の画面)
スマホの言語設定を英語に変えたので、読みにくいですね(笑)
月間200km程度です。
また、こちらは2021年の年間走行距離です。
年間走行距離は2,620kmでした。
単純に月平均218km程度です。
どうでしょう?多いか少ないかというと、目指している目標に対しても変わってくると思うのですが、私の場合、少なく見えると思います。
「一般的」というのも難しいのですが、100kmを超えるウルトラマラソンに取り組んでいるランナーさんは、月間300km以上走っている方も珍しくはないです。
そんな中での200km程度は、かなり少ない方だと、自分では思います。
朝活中心のランニング
私の生活の中でランニングの優先度は一番ではありません。
家族がいるので、彼らをないがしろにしてする楽しむ趣味はないと思っています。(ランニングだけに限りません)
そこで、私が常々頭に置いていることがあります。
それは、
「いかに日常の隙間時間で走力を鍛えるか」
ということです。
そして、あれこれ試行錯誤の結果、今の「通勤ラン」スタイルを確立したのです。
朝の通勤ラン
こちらがオーソドックスな出勤日の朝のラン(通勤ラン)の結果です。
私の通勤距離や時間だと、出社まで4km程度走るのがちょうど良いと感じています。
自宅から会社まで1.5km。そこで着替えなど入った荷物をいったん置いてから、おかわりもう2.5km程度。
そして軽く走ったら、用意した着替えを持って会社のトイレで、全身丸ごと着替えます。
もちろん、同僚には了承を得ており、私がほぼ一番先に出社するため、あまり迷惑にはないっていないと思っていますが、できるだけさっさと着替えて出ます。
全身着替えたら、スッキリしてそこからの仕事をスタートできます。
早起きしていますが、急激に眠くなることはありません。
夜のラン
夜のラン(帰宅ラン)は、朝来た道をまっすぐ帰ります。
距離はたったの1.5km。短いですよね?
時間にしてほんの10分弱です。
場合によっては途中で買い物をして、スーパーから歩いて帰ることもあります。
そんな時は仕方ないと思っています。あまり決め決めにしても疲れるので
帰りは距離こそ短いですが、自宅は山の上なので、必然的に激坂を登ることになります。
もちろん、ダッシュはせずに、じっくり、じわじわと、最後まで噛み締めるように走ります。
そして、自宅に到着すると、玄関に家族が笑顔でお出迎えしてくれて、ほっと力が抜ける、そんな夜のランです。
無理せず、ケガせず、安全に
このように、普通の日の走行距離は、朝晩合わせても5.5km程度。
一日のランの量としては、少ない方ではないでしょうか。
ただ、私が常々意識しているのは、
「無理せず、ケガせず、安全に」
です。
「ウルトラランナーなのに」と思われるかもしれませんが、私にとっては超重要事項です。
当たり前ですが、ケガをしたら走れない、仕事にも影響が出る、家族にも迷惑をかける。
であれば、まずは何事もなく無事に走ること、これが大切です。
ただ、こだわりとしては、
「毎日走る」
ことにしています。
それが例え1kmしか走れないとしても、です。
継続は力なり、と言ったもんですが、本当にその通りで、私もコツコツ地道に毎日走ることで、基礎的な走力が身についてきたと感じています。
そしてそれがウルトラマラソンでのサブテンや、今回の「2022さくら道国際ネイチャーラン(ハーフ)」の出走権獲得、につながったのではないかと思います。
周りと比べる必要はありませんが、自分の生活の中で、できることを最大限に考えて行動すれば、夢や目標は達成できるはずです。
このようにコンパクトなランニングでも、コツコツ続ければ、見たこともない世界が見えてきます。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。