私の推しのブロガー・りっつんさん。
ちょうど、私も同じ内容で記事を書こうと思っていたところ、素敵な文章が投稿されていました。
531文字の本文。
その中で、繰り返し味わいたい、日本語の豊かさ、奥ゆかしさ。
500文字の心もよう
りっつんさんのブログのタグで、「500文字の心もよう」というものがあります。
その名のとおり、ふだんの記事よりだいぶコンパクトに、500文字程度にまとめられた、ちょっとした息抜きのような回です。
通常の回も毎日楽しく拝見しているのですが、私は時々あるこの「500文字の心もよう」にこそ、ぐっときます。
こちらの記事もそう。
ふだんは面白おかしく日常をしたためているりっつんさんが、ふと短い文の中で見せる、研ぎ澄まされた気持ち。
感じたことを説明するのに、むしろそれ以上言葉はいらないから、自然とそうまとまった、という気がします。
結果、多くの言葉を並べるより、ぐぐっと伝わってくるものがあります。
私もそんな文を書けるようになりたいなぁ。
「来年もこの桜が見られるかな」
毎年、当たり前のように目に写っている桜だけど、今年の桜は去年の桜ではない。桜だって、一期一会。
もしかすると、今年のこの桜が、この世で出会える最後の桜かもしれない。
りっつんブログより
桜って不思議。
こんなにもみずみずしく、清らかで、見るだけで人の心を落ち着かせてくれる木なのに。
ぼーっと眺めていると、反対に、ちょっとせつなくなります。
「来年もこの桜が見られるかな」
私もこの春、そんなことが頭をよぎりました。
ほうっておいても、毎年同じ時期に咲く桜。
きっと来年も、私がどうであろうと、世間がどうであろうと、そんなのおかまいなしで、桜は咲きます。
だけど、思ってしまう、「あと何回、こんな素晴らしい景色を見ることができるのだろう?」
40代前半の私。
81歳の平均寿命とすると、残りあと40回程度、春は巡ってくるはず、桜を見られるはず。
そしてその終盤は、もしかすると、今と同じように意識がはっきりしていないかもしれない。
身体も動かないかもしれない。
そう考えると、はたして全力で味わえる桜は、人生であと何回なのだろう?
私にとって、最後の桜は、いつなんだろう。。?
ぼんやり、そんなことを考えていたら、りっつんさんが、先に書いてくださいました(⌒∇⌒)
雑記の中でも、メリハリを
自称雑記ブロガーのはしくれの私にとって、りっつんさんのブログはたいへん参考になります。
毎日好きなことをアレコレ書きつつ、時には読み手を「はっ」とさせる、くだりがあります。
そのギャップが、「また次の記事も読もう」と思わせてくれるのです。
もちろん、狙ってなかなかできることではないのですが、私も毎日つらつらと書いている中、ほんのわずかでも誰かの心に届くものがあれば、嬉しいです。
もっと本を読もう。音楽を聴こう。出かけよう。
もっと自分の感性の引き出しを解放しよう。
自分の内から出せる言葉を、増やしていこう。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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