【ブログ】りっつんブログ「500文字の心もよう」 胸にささるすくない言葉

私の推しのブロガー・りっつんさん

ちょうど、私も同じ内容で記事を書こうと思っていたところ、素敵な文章が投稿されていました。

りっつんブログ
今年も桜が咲いて、散って。来年も、また見られますように。 「来年もこの桜が見られるかな」 地面を覆うほどに散った花。そしてまだ、いまを盛りに咲いてる花たち。そんな桜を見ながら、そんなことを思う。 毎年、当たり前のように目...

531文字の本文。

その中で、繰り返し味わいたい、日本語の豊かさ、奥ゆかしさ。

目次

500文字の心もよう

りっつんさんのブログのタグで、「500文字の心もよう」というものがあります。

その名のとおり、ふだんの記事よりだいぶコンパクトに、500文字程度にまとめられた、ちょっとした息抜きのような回です。

通常の回も毎日楽しく拝見しているのですが、私は時々あるこの「500文字の心もよう」にこそ、ぐっときます。

こちらの記事もそう。

りっつんブログ
東日本大震災から12年。過ぎた日を思う朝。 今日は3月11日。 テレビでは東日本大震災関連の特集がたくさん組まれているようです。 あの日、この地も大きく揺れました。震度は5。 たまたま我が家に滞在していた仙台...

ふだんは面白おかしく日常をしたためているりっつんさんが、ふと短い文の中で見せる、研ぎ澄まされた気持ち。

感じたことを説明するのに、むしろそれ以上言葉はいらないから、自然とそうまとまった、という気がします。

結果、多くの言葉を並べるより、ぐぐっと伝わってくるものがあります。

私もそんな文を書けるようになりたいなぁ。

「来年もこの桜が見られるかな」

毎年、当たり前のように目に写っている桜だけど、今年の桜は去年の桜ではない。桜だって、一期一会。

もしかすると、今年のこの桜が、この世で出会える最後の桜かもしれない。

りっつんブログより

桜って不思議。

こんなにもみずみずしく、清らかで、見るだけで人の心を落ち着かせてくれる木なのに。

ぼーっと眺めていると、反対に、ちょっとせつなくなります。

「来年もこの桜が見られるかな」

私もこの春、そんなことが頭をよぎりました。

ほうっておいても、毎年同じ時期に咲く桜。

きっと来年も、私がどうであろうと、世間がどうであろうと、そんなのおかまいなしで、桜は咲きます。

だけど、思ってしまう、「あと何回、こんな素晴らしい景色を見ることができるのだろう?

40代前半の私。

81歳の平均寿命とすると、残りあと40回程度、春は巡ってくるはず、桜を見られるはず。

そしてその終盤は、もしかすると、今と同じように意識がはっきりしていないかもしれない。

身体も動かないかもしれない。

そう考えると、はたして全力で味わえる桜は、人生であと何回なのだろう?

私にとって、最後の桜は、いつなんだろう。。?

ぼんやり、そんなことを考えていたら、りっつんさんが、先に書いてくださいました(⌒∇⌒)

雑記の中でも、メリハリを

自称雑記ブロガーのはしくれの私にとって、りっつんさんのブログはたいへん参考になります。

毎日好きなことをアレコレ書きつつ、時には読み手を「はっ」とさせる、くだりがあります。

そのギャップが、「また次の記事も読もう」と思わせてくれるのです。

もちろん、狙ってなかなかできることではないのですが、私も毎日つらつらと書いている中、ほんのわずかでも誰かの心に届くものがあれば、嬉しいです。

もっと本を読もう。音楽を聴こう。出かけよう。

もっと自分の感性の引き出しを解放しよう。

自分の内から出せる言葉を、増やしていこう。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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