年賀状じまいのご案内
あまり多くはないと思いますが、もしこちらをご覧になっているリアルのお知り合いの皆様へ、一つお願いがあります。それは、どうか私に年賀状を送らないようお願いいたします。いつもお気遣いいただきありがとうございます。もうそのお気持ちだけで十分すぎます。
実は、私はすでに「年賀状じまい」をしております。送っていただいてもハガキで返礼はいたしません。その代わり、年明けにお会いした際に、口頭で新年のご挨拶をさせていただきたく存じます。今後は、ご自宅のPCやスマホの宛先欄から私の情報を削除していただいても構いません。
年賀状があってもなくても、あなたへの敬意や感謝の気持ちは何も変わりません。ただ私は、あなたに処分しにくい紙を1枚でも増やしたくない。それが私の率直な思いです。
年賀状より、心に届く思い出を
年賀状1枚を送るには最低でも63円がかかります。さらにデザインを依頼したり、特別な加工を施したりすると、1枚で数百円になることもあります。その分を、ぜひご自身やご家族で美味しいものを1品食べるために使ったり、気分が上がることに充ててください。
子どもの頃から、これまでたくさんの年賀状をいただきました。本当にありがとうございました。元旦の朝、「誰から届いているかな?」とポストを見に行くわくわく感は、今でも懐かしい思い出です。家族の中で私だけ少なかったり、宣伝的なものが多かったりすると、少し寂しい気持ちになったことも「あるある」です。
また、お年玉付き年賀はがきの抽選も楽しみでした。当選日を待ちわびながら番号を確認するのは良い思い出です。残念ながら一度も当たったことはありませんでしたが、そのドキドキ感は今でも鮮明に覚えています。
年賀状に代えて、新しい感謝のカタチを
年賀状は、新年の安否を確認するという日本の不思議な文化です。ですが、我が家では静かにその習慣を終えました。どうかその点をお察しいただければ幸いです。
なお、子どもが「送りたい!」と言う場合には、もちろん送らせるつもりです。子どもたちにとっての年賀状は、私自身が感じていたような特別な体験となるかもしれないからです。
これまで長い間、たくさんの温かい年賀状を本当にありがとうございました。これからは、別の形で感謝や気持ちを伝えていきたいと思っています。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫